いきなり短く切りそろえてアレンジを作るのが勿体無く、季節的にも花が痛みやすくて日々茎を切り詰めていかねばならないなら、「 最初は長いままで楽しもう・・・ 」 と大きめの花瓶を取り出して活けてみたのですが・・・。

腕が悪いんですね・・・ぜんぜんまとまらない。
高校の華道部の頃から “ 投げ込み ” は苦手だった。
「 自由におやりなさい 」
と言われるよりも
「 この条件を満たして表現しなさい 」
という状況のほうが、何にしてもやりやすいタイプでなのです。
多分、着物が大好きなのも “ 型 ” とか “ 形式 ” が存在するからなんだと思います。
これからの未来は分かりませんが、
『 今年の着物は袖が無いのが流行です 』
『 帯を肩から斜めにかけて個性的に 』
なーんて事が起きたなら、着物でも華道でも型があっても悩みは尽きないというのに、私の手には負えないものになってしまうでしょう。
活けていても、「 ここら辺で斜めにぐいっと曲がってくれればいいのになぁ 」 と思ってしまうのですが、儘ならない対象物と向き合うのはとても気持ちが集中するので、ある意味良い気分転換になります。