2009年07月27日

蟹の着物 季節の柄

着物の柄が季節にピッタリのものを着ていると、すごくカッコイイ感じではあるけれど、実際色々な着物を気分優先で着こなすとなると、俳句の季語みたいに丁度いい模様ばかり登場させられないのが私の現実です。
沢山持っていて、そうできたら理想的ではあると思うけれど。

外出着程度なら少しくらいずれていても、大丈夫な柄もあるんじゃないでしょうか?
( お茶会ならとても季節に気を使わなくてはいけませんが・・・ )
もちろん外出着とはいっても、日本人ならだれでも何時がシーズンか理解しているものを、それ以外の季節にっていうのは無茶。
真っ赤な紅葉の柄を春に着たり、梅の柄を秋に着たり、言うまでもなくそういう極端な着物を選ばないのは普通の感覚でしょうけど。

着物090727.jpg

カニの柄です。
6月あたりの柄でしょうか? 魚とか貝も初夏の設定のものが多いですしね。

でもこの着物は色が全然初夏の爽やかさを演出していませんし、水辺の情景ではなく笹との組み合わせ、色は秋に向かっていく時のほうがしっくりしそう。
ということで、私はきっと無視して着ます、秋に向かっていく時は葡萄柄の帯をコーディネートしたりして。

動物や生き物の柄は季節の限定のないものも多いけれど、中には夏限定みたいな雰囲気のものもあって、それがいったい何月の柄なのかハッキリしなくて困る・・・。
一般常識に浸透していなさそうな柄だったら着物の色とか雰囲気とかが変でなければ素知らぬ顔して着てる事は多いです。
調べてみないと厳密に何月の柄か理解していない事は多いくらいだし、きっとすれ違う人達だって人の着ているものを気にも留めないだろうと思います。

posted by AKA at 14:13 | 着物コーディネート 紬