ノコギリ屋根の工場をイメージしたドローイングのデザインは、幾何的でモダンな感じのものです。

これはもうテキスタイルプリントというジャンル内の素材と言えないかもしれないけれど、布でも革でも、作りたいものが作れればそれで良し。
まずはH氏が自分で実験的に使ってみるとの事だったので、メンズな雰囲気で制作しました。
一番荒っぽく使われる革製品って何だろう?
という事でやっぱり財布。
ポケットにギュウギュウ突っ込まれたり、カバンの中で揉みくちゃになったりしますからね、実験にはピッタリ。

内ポケットやら中仕切りやら、10cm×5cm 程度の空間に細々と色んなパーツを用意するので、コインケース程度の財布とはいっても作業はちょっと面倒な感じです。
コバ ( 革の切り口 ) 部分と内部の革の縫い目は錆朱色にして、モノトーン系革なんだけどちょっとだけ赤をアクセントにプラス。
問題なければ今度は私用に動物柄とか大きな花柄のレザー小物とかを作ってみようと思っています。