2009年07月14日

風速を感じる着物の柄

「 それ何の柄? 」 と聞かれて、返答に困る模様ってあります。
着物は特に特定の名称がある柄の場合が多いから、余計に模様が気になる。

「 唯の模様です 」 と答えたら、作者のアイデンティティーを踏みにじった事になるかもしれません。
そういう場合は “ 創作柄 ” がベストアンサー?
中には抽象的でありながら、何かストーリーがあって描いたとしか思えないようなものにも出会う。

着物090714.jpg

アプリコット系の着物はかなり気に入っている模様なのですが、袷着物だったのを単衣に直そうと解いたもの。
見るたびに 『 ビューン 』 と効果音が聞こえそう。
雫型の粒が台風のごとく渦を巻いて吹き飛ぶ感じの模様で、脱水機的な勢いがあります。
乱菊柄の変化系かしら?

もう一方は綿帽子かなにか、植物的雰囲気を感じるものが飛び交っています。
こちらも雨粒を感じさせる水玉が配置。

でも全て想像。
見る人によって想像するシーンは違うでしょう。
いっそのこと作者の解説が付いていたら面白いのにと思う。
posted by AKA at 18:09 | 着物いろいろ話