ヘアアレンジや体格や趣向はみんな違うと思いますが、目立ちすぎず、かといって貧弱にならない大きさなんだと思います。
髪型や着物の雰囲気とのバランスが好みだという事で、あくまで私の個人的意見ですが。

ずっと前フランスで買ってきた渦巻きモチーフの簪は、黒色が髪と馴染んじゃうから何時でも合わせられて、洋服〜普段着の着物までかなりの頻度で使っているもので、もう表面もキズだらけ。
螺鈿細工の簪と並べれば、職人技や鼈甲という素材との格差は歴然で、可哀相なくらい “ 王女と乞食 ” みたいだ。
そもそも王女様のほうは扱いも手入れもVIP待遇なんで、比べちゃ気の毒なんですけどね。

ヘビロテな5cm幅の黒だし、ちょっと気分を変えて使ってみたいなぁ・・・ということで、手っ取り早くスワロフスキーのチカラをお借りすることにしました。
どんなものでもちょっとキラキラさせると豪華になる。
とはいえ分不相応に飾り立てるとヘンテコになるのが世の常、スワロの色は落ち着いた感じのブラックダイヤモンドにしました。
不透明なジェットやヘマタイト系を選んでも控えめになって良かったかもしれません、もともと黒だったのが重宝していた理由なので、ここでパールや色石を付けたら意味がないです。
結果少なくともキズは目立たなくなった気がします。