2009年03月16日

春色着物のコーディネート

着物合わせのルール上、季節で着てはいけない色という絶対的な定義があるわけではないと思いますが、季節の色感覚は洋服だってある事で、決まり事というより配慮って感じで存在するだろうなと思うのです。
春の色合わせで着物の組み合わせを準備しておこうと、淡い色や白系の着物を取り出していた時に、この訪問着が目に入った。
訪問着の着物ってほとんど出番がなくって、箪笥の肥しになりがち。
それでなくても、白系の着物は春先から単衣になるまで、という一年でも二ヶ月ぐらいの期間しか袖を通す事がないので、その上訪問着となると中々着る事がないです。

訪問着090316_1.jpg

柄の付き方は訪問着ですが、そんな豪華じゃない着物なので、縮緬の名古屋帯を合わせてカジュアルダウンさせてみました。
柄もカワイイ系で、この先もずっと着れるはずない・・・しかも本当にちゃんとしたパーティーなら、もっとシックな着物を選ぶだろうと思うので食事に着てっちゃお。
この着物なら刺繍半衿が合いそうですが、そうすると改まった雰囲気に戻っちゃうので、伊達衿なども付けずに無地の衿にして、なるたけ何でもない感じに。

訪問着090316_2.jpg

これ一瞬ペンペン草?と思った。
まさか訪問着の柄のテーマがペンペン草なわけはなく、葉の形状からするとプリムローズだろうと思うのですが、そんなふうに感じるくらいラフな雰囲気の柄。
桜草・・・か、それなら季節先取りの着物ルールからして 「 今だー! 」 っていうタイミングの春の着物ですね。

以前もっと使いたいと思った帯の真っ赤な部分を自分で、捺染用の顔料を使って赤茶に変えた事がある。
この着物の赤い花もパープルにするとか、荒療治しちゃう?
本来は職人さんに花の部分だけを防染して染める・・・という見積もり取るべきだろうけど。