2008年12月11日

シルクの輝き

“ 光の街まえばしプロジェクト−シルクの輝き ” というイベントが銀座にある群馬総合情報センターで開催されました。
群馬県産の絹のご紹介が主なテーマになっており、「 群馬の絹地にプリントしてください 」とのご依頼を受けました。
かなり時間に猶予がなく、このために制作した図案というわけにはいかなかったのですが、ご来場の方々にはご好評を頂けたようでホッとしました。

絹のライト081211.jpg

糸紡ぎや機織りの紹介も絡めるという事もありますが、“光の街まえばしプロジェクト”では糸巻きに絹を巻いてイルミネーションを行うイベントで、群馬=絹というイメージを発信していく試みもあります。

富岡製糸場と絹産業遺産群も世界文化遺産に立候補していましたね。
確かに今でも群馬産生糸は全国シェア50%。
何だか冷静に拝見していますと、群馬の方々は謙遜が過ぎるというか、自己アピールもっとしてもいいのでは?と思うことが多いです。
二言目には群馬の絹は最高って言っていればもっと知名度もアップしそうだと思うのですが・・・

今は大島紬だって韓国や中国で織られているご時勢で、国産はなかなか生き残りが大変でしょうね。
もちろん私も群馬の着物を持っていますが、着物を着るものとしては、新潟の上布(麻の織物)のように絶滅寸前みたいな悲しい事にならない様、シルクカントリーとしての試みには色々期待したいと思います。

posted by AKA at 12:17 | 布のアトリエから
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