
夏の着物を普段着として着る時は兵児帯などで、薄く快適にしたいです。
ところが兵児帯ってウエストでぐしゃぐしゃになったり、リボン結びが下がって崩れたりするので、兵児帯の結び方をあれこれ工夫してみました。
兵児帯は巻いて蝶々リボンや文庫のように簡単に結ぶだけなので楽だけど、正絹の物だったりすると結構重くて、益々崩れる可能性大。
夏以外はちゃんと補正して腰パッドとかすれば解消できる事が、一枚でも薄くしたい夏に綺麗に崩れず着付けをするのは色々と難題がある。
今のところ最も快適で綺麗に崩れず結ぶ方法はメッシュの芯を体に一周させるやり方です。
和装用の40cmくらいの帯板ではなく、手芸店などで売っている 『 メタリックヤーン用のキャンバス 』 をメッシュ帯芯として使用するのです。
私はパルプみたいな素材の物を使っていますが、メッシュになってると通気性が抜群で、適度な硬さです。


☆帯幅のメッシュキャンパスを70cm程用意。(長さは体型により調整)
☆両端を台形になるよう斜めにカットして、角も少し丸くします。(写真右)
☆兵児帯の中央に置いて包み、台形状の長い方を上にして、芯が背中心で終わるように巻いていきます。
☆巻いた時に芯の長い方が上になっているとリボン結び固定出来るし、補正しなくても着物らしい直線的で綺麗な着姿が作れます。
浴衣ならカワイイ系は帯幅18cm、カッコイイ系は16cmくらいのようですね、帯のようにしっかりするので、ブローチを着けたり帯締め風にリボンを結んでもいいかも。