2008年07月12日

菩提樹の花

葉っぱ裏側から花が下がる不思議な植物、すごく珍しい花の付き方で、首が痛くなるまでずーと見上げてしまった。
菩提樹の葉の下でお釈迦様が悟りをひらいたと伝えられているけれど、日本で菩提樹と言われている木と、お釈迦様のお話の菩提樹とは違う植物だから、その事を思うとありがたさが薄れてしまう。

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正真正銘本物の菩提樹はというと 『 インド菩提樹 』 と呼ばれている。
本家本元を“○○支店”みたいな扱いして失礼じゃないんでしょうか?

インド → 中国 → 日本 へと仏教が伝わる過程で似たような別の植物に置き換えられてしまったのかもしれないですね。
だいたい中国と日本なら生育環境が似た物もあるけれど、インドと日本となると生態系が違いすぎるでしょうから、ちょっと無理やりな感じがする。

ちなみに 『 沙羅双樹 』 のほうはどうかというと、日本では夏椿 (沙羅の樹) と言われてますが、インドの沙羅双樹はイチジクの仲間で、椿とは縁も所縁もない植物。( あまりに違いすぎて苦しい・・・ )
「 花が優美に咲くほうがありがたい 」 とでも考えたかもしれないけど、全く違う植物なのに諸行無常盛者必衰と表現されていくわけだから、日本人の感傷的すぎる性格から演出過剰になっちゃったみたいな気がする。

とはいえお寺などで結構植えられている菩提樹の木は、その花の珍しさも雰囲気もお寺と相性抜群だし、ライトグリーンの色も素敵です。
posted by AKA at 22:22 | 植物の色