無理に出かけるとしたら?
やっぱり美術館かな。

出かけなくても差し支えなければ、何日でも籠もっていられるのが冬の日常になっていますけど、広々した空間に出ると、やっぱり気分がシャッキリします。
冬晴れだったら、誰もいない枯れた芝生の広場でピクニックがしたかった。
沢山の木の実をつけた木々をぼんやり眺めながら歩いていたら、H氏が 「 キツツキがいる! 」 と目の前の木を指差す。
動体視力がハンパないからかどうか分からないが、とにかく山でも街でも、生き物を発見する早さがスゴイ人だ。

「 目の高さにいるよ 」
そんな馬鹿な・・・と凝視すると、ホントにいた。
こんな低いところに小啄木鳥が!
森の中でもトントン木を打つ啄木鳥のドラミングの音は何度も耳にするけれど、小啄木鳥はこんな身近なところで暮らしていたんですね。
カミキリムシの被害なども深刻化しているみたいだから、森だけじゃなく、里や街の番人にもなってほしいですね。