
ギラッギラ!
冬山のつもりで行ったから、雪は溶けちゃってるし、とにかく暑くてびっくりしました。
目的が食い気だった私としては、のんびりと腰を落ち着けて調理したり、食べたりするのに寒さ知らずな天候だったのでラッキー。
この日の楽しみは山でのプチティータイム。

最近のマイブームは山フレンチトースト。
登ってる間にバゲットに卵とミルクがしっかり染み込んで、焼くとしっとりホンワリ。
優しい甘さが運動後にぴったり。

メイプルシロップが大好きなので、湯気で立ち上る楓糖の香りが至福の時です。
携帯性が良いから、ホットケーキに付いてるパックのシロップを持っていった時もあるのだけど、甘いだけで全く香りがなくて美味しく無い。
意外かもしれませんが、野外という雑な環境のほうが、本当に美味しいものは際立って美味しく感じるものなんですよね。
直ぐに冷めたり、最低限の道具や調味料を工夫して作るので、味の誤魔化しが効かないからかもしれません。
この日はメイプルシロップのアンバーとダークを半々に混ぜた物を持って行きました。
ちょっと焦がしちゃったんだけど、美味しかった〜。

友達がアンリ・シャルパンティエの期間限定フィナンシェを担いでくれました。
" 余計な物を1gも持つな " という登山のセオリーを無視した、掟破りの木箱入り・・・余分な重さが贅沢な時間の象徴のようです。
緑茶と金柑のフレーバーがオススメ。

栗きんとんの川上屋のお菓子は、持って行ったロイヤルミルクティーと相性バッチリです。
日帰りなら食に比重を置いた登山は本当に楽しい!
ストイックなアスリートタイプの登山者からは 「 何やってんすか? 」 って驚かれる事もあるけど、これが私の登山スタイルなのでした。
重さに耐えられる体力がある限り、山メシ登山は続行するつもりです。