2016年03月09日

線と円

肉筆で描いた線を幾色か重ねて、ストライプや格子をランダムに作った図案に、メタリックレザーをスパングル風に飾りました。


バッグ 160309.jpg


気の向くままのような無作為さと、規則的な配置の几帳面さを組み合わせました。
幾何学的なのに自然の中の法則みたいに。


野放図に育つ植物のランダムな世界の中に、定規で図ったように正確に並ぶ葉の列や、等間隔の花弁や花糸が存在していたりする。
そんなバランス感覚がイメージです。

無秩序と秩序を混在させると、どちらか一方だけのテイストより自然な印象になる気がします。
posted by AKA at 18:47 | テキスタイル-絵のような布

2016年03月25日

帯留を指輪に

珊瑚の帯留は帯と相性が良くて使いやすいアイテムですが、ヨコ4cmタテ3cmのバランスが良い大きさの方ばかり使って、小ぶりな丸型のほうはあまり出番がありません。

夏の着物の時、帯周りを軽快にしたい時に着けるくらい。
それも極たまに。


以前NHKで放送された 『 白洲次郎 』 のドラマ内で、白洲正子役の中谷美紀さんが、彫刻珊瑚の指輪をされているシーンを見て、
「 コレいいっ! 」
って思っていたんです。


帯留としては小さいけれど、カタバミの彫刻はとても可愛らしく気にいっているので、ジュエリー作家の友人にお願いして、指にはめられるようにしてもらいました。


珊瑚指輪160324_1.jpg


この珊瑚は台が覆輪留めなので、指輪にするには好都合でした。
最初から指輪になるべきサンゴだったのでは、と思うほど違和感がない。
イメージどおりの誕生石の指輪の完成!

一般的なサンゴの指輪って、上質な血赤珊瑚を使ったハイジュエリーでマダムっぽい物か、安価な珊瑚のカジュアルで少女っぽいデザインの二極が多い。
周囲でも珊瑚の指輪をしている人を近頃は見たことが無いので、かなり懐古趣味かもしれない。
誕生石の指輪は縁がないかもな・・・って諦めてたけど、これなら古いものが持つ独特な優しさがあるので、面白く使えそうな気がします。


指輪160324_2.jpg


今更そんな必要も無いと思ったのだけど、何時でも帯留に戻せるような作りにしてもらいました。
帯留は18金だけど、そんな意図もあって 「 まずは18金で作らず試してみたら 」 という友人のアドバイスに従って、リング部分はシルバーに金メッキ仕上げ。
K18部分との違和感はありません。

この先メッキのほうがどう変色していくか分からないけれど・・・。
すごく気に行ったら本格的に作り変えをしようかなと思ってます。
posted by AKA at 00:29 | 和装小物について