2014年01月03日

お正月の定番着物

あけましておめでとうございます。

12月は家の事をあれこれやっているうちに、あっという間に過ぎてしまい、「 これが師走というものか・・・ 」 とつくづく感じました。

「 お正月に何を着ようかなぁ〜 」
というような、楽しいはずの着物選びに浸る事無く年も明け、元旦!

やり残したあれこれが気にかかるものの、お正月くらいそれらしく過ごそうと初詣に出かけました。
( 何年か前に着たのと似たような組み合わせで )

着物140103_1.jpg

とにかく元旦は古典柄。
古典柄以外はまったく着る気にならない。

初詣にドット柄だのチェック柄だの姉さん風だの、そういう着物では気分が盛り上がらない。
何なら訪問着くらい着たい心境です。
最近では振袖姿の女子も見かけなくなってしまったので、浮きまくる事は必至なので、実行には至りませんが。

出来るだけ日本人っぽい気分で出かけるのがお正月の楽しみです。

金ピカな初詣

去年の初詣は浅草寺に行ったのですが、一昨年の楽々初詣のお気楽な状況はそこには無く、雷門まで続く参拝待ちの列にぎょっとしました。

今年の初詣は並ばない、人がひしめき合っていない所に行く、が選択基準。

という事で、上野の東照宮に決まり!


東照宮140103_2.jpg

「 えっ? こんなだったっけ? 」

あまりにも金ピカなので、聞いたら5年かけて修復した社殿の公開初日でした。
ずっとシートで覆われていましたよ、と説明されて、そんなにこの場所に来てなかったのかと5年という単位があまりにもあっという間という事がショック。

全然知らずに行ったのですが、そういう日に当たるとツイてるような気分になるから不思議なものです。


東照宮140103_3.jpg

透塀もこのとおり。
プラスチック製か? と勘違いしそうなほど、ツルッツルです。
写真を撮る私の姿が画像に映るくらい。

真新しい神社やお寺って、なんとなくありがたさが半減したり、風情が損なわれたりするものですが、そこは東照宮。
元々のデザインコンセプトがデコ系で超モリモリなので、ここまでふりきってれば、もう何も言うことはないです。

「 金やっぱり最高! 」 って思ってしまいそうな迫力。
元旦早々、妙にありがたかったです。
posted by AKA at 20:31 | 色々な時間

2014年01月10日

半端な布はペチパンツにしちゃおう

年末に保管されている色々な物を整理していると、出てくる! 出てくる!
「 何かにしよう 」
という予定があるような無いような、処遇に困る布が沢山。

一番悩む存在は、70cmくらいの比較的上質な布。
W幅あっても半端な長さで凝った服は作れないし、捨てるには勿体ない。
利用目的が見えてない材料って、余程暇を持て余さない限り何かにならないものです。

同じ型紙で流れ作業で何枚か一緒に作れば早いので、役割を与えてストック物を減らそう!
となりまして、考えた末ペチパン作りとなりました。
半端生地で作るので、膝くらいの長さにしかなりませんが、膝丈スカートより着回しが広そうです。


ペチパンツ140110_1.jpg

これは父の単衣スーツを解いておいた麻布。
流石スーツ生地の麻だけあってさらりとした風合い。
夏なら膝丈が普段着に活躍しそう。


こちらは全く同じ型で、普段着物のウール水玉の残布。
着物のほうもヘビロテでお気に入りですが、もともと服地なので着心地良好。

ペチパンツ140110_2.jpg

冬に膝丈パンツはどうかなぁ?
と思ったけど、ウールガーゼのワンピと組み合わせて、ペチコートパンツ本来の用途レイヤードスタイルで着ると暖かい。

フルレングスのペチパンより、全体のバランスがもっさりしないような気がするので、ワンピと組み合わせるなら膝丈にブーツとかのほうが好みでした。
気づかなかった・・・怪我の功名。

ところで、着物だと収納に悩まないのに、洋服だと収納が崩壊してしまうのは、各々の形が違い過ぎるからでしょうね。
冬は分厚いブルゾン1枚増えただけで、どうにもならなくなったりする。
その点ペチパンは収納はしやすそう。

こんな風に同じ型で違う雰囲気になる物とか、重ね着で温度調整できるアイテムにすれば、着る時期が長くなって服の枚数抑えられるし、厚みが無ければ場所をセーブ出来るのかも。
posted by AKA at 12:30 | 布のアトリエから

2014年01月21日

冬の足袋

温泉旅館で用意してある " 湯上りソックス "
冬になるとコレが手放せない。
足袋の下に重ね履きするのに丁度良い厚みなのです。


足袋140121.jpg


別珍やウールで作る足袋は普段用。
下に湯上りソックスを履く事を前提に、ワンサイズ大き目に作っています。

最近はインナー足袋っていう物もあるのだけど、下着のような薄さなので、家で履くなら湯上りソックスが丁度良い。
旅行に行くと、家族の分まで横取りして持ち帰ってきます。


一般的にはタビックスを重ね履きしたほうが楽でしょうね。
足袋は汚れを落とすのも大変だし、乾きにくいし、かさばるし。

私の場合、タビックスをサイズの問題でここ何年も買っていないのです。
タビックスに限らず、ソックスもサイズの合うものは少ないです。
だいたい22〜24センチっていう設定が多いですからね。
( ソックスにしろ靴にしろ、サイズ設定は今の日本女性の寸法にマッチしていない気がします )


タビックスが売りだされ始めた頃色々買ってみましたが、伸びる事は伸びるけど、踵がズレてきたり、指に穴が開いたり。
しっかりしている分、圧迫するのか血行が悪くなって返って冷えたり。


困っていたところに、使い捨て感覚が故に適度に織がゆるい " 湯上りソックス " と出会って、これはインナーにいいぞ! となった訳です。
勿論、サイズはメンズ対応用。
女性用サイズが用意されている場合は家族全員分、大きいサイズにチェンジしてもらって、冬の為にせっせとストックするのです。
posted by AKA at 16:17 | 和装小物について

2014年01月29日

着物のポンチョコートを作る

ストックされている布の整理で、2m程度の長さのウールが出てきたので、カジュアル着物用の防寒着を作りました。
ベージュのウールはフォーマルっぽい雰囲気の服になってしまいそうで、何も作らず放置されていたんですね。


着物のコートについては、最もそれに向いていそうな頂き物の翡翠色のカシミア生地がありまして、
・ロングコートにするべきか? 
・ポンチョ型にするべきか?
・ 衿の形とかどうするか?
何度考えても決められずに冬を越しているのです。
だって、気に入らないコートになったら勿体無いですもん。


そんな葛藤の中、ベーシックなベージュの千鳥格子のウールが出現したもので、
「 これなら確実にポンチョ向きだから予行演習しよう 」
となり、先週作ってみました。



着物コート140129_1.jpg


まずは型紙が無いので、そこからです。

着物の衿に沿うような型になるように想像しながらパターン決め。
衿の幅や形が一番悩むところで、細いのをどんどん幅広に5回も仮縫いして、やっと型紙が出来ました。
仮縫いって面倒なプロセスですが、やって正解。
衿1か所でもこんなに気に入らないものなんだ・・・と再認識しました。
アウターは型紙が命ですね、ちょっとした1cmくらいのカーブや角度の違いでもドレープが変わってしまいます。


こんな感じに完成です。
制作時間のほとんどが型紙作りと言っていい。
1着で用済みになるのは、あの型紙がかわいそうという気がするが、だからといってカシミアもこれにしちゃえ、という横着な考えは良くないですよね。
着心地なども考慮した上で決めねば!




着物コート140129_2.jpg


衿の合わせはダブルで。
前の衿も随分太目なんですが、細いヘチマ衿より安定感増します。
衿を前の途中で終わらせるデザインも一般的ですが、私には可愛らし過ぎて似合わなかった・・・。

大き目のボタンが上前身頃の生地より前に出っ張ると、やはりカワイイ感じが増徴されるので、ボタンホールは不採用。
センターから出来るだけ外して、ループ留めにして、衿より控えめな感じになるようにしました。
posted by AKA at 19:54 | 着物まわりの小物を手作り

2014年01月31日

着物の防寒 ケープとコートどちらが良い?

最近はケープのことをポンチョコートと呼ぶ事も多く、そちらの名称のほうが一般化しそうな気配なので、前記事ではポンチョコートとしましたけど、作った防寒着の形状からすると、正しくはケープですね。


袖が無いのはすべて共通ですが

・ ポンチョ ・・・ 頭を通す空きがあるだけのもの
・ ケープ ・・・ 前あきで、主に上半身を覆うもの
・ マント ・・・ お尻が隠れる以上の長さ、
 ( 短かい丈でもフード付きはマントらしい )


ケープっていうと、ドレッシーな物を思い浮かべる人も多くて、ポンチョコートのほうが響きがカジュアルでカワイイから、そんな風に呼ばれるようになったのかな?
もはや、ポンチョとケープは雰囲気の問題となりつつあるようです。


着物 ケープ140131_1.jpg


先週作った着物用ケープの着心地を早速試してみました。
ベーシックな柄と色の為、可もなく不可もない、至って普通な感じの仕上がりです。
こういうケープなら、着物が派手でも地味でもコーディネートは楽そうです。


作る際に最後まで悩んだのは丈です。

着物の袖が隠れるくらいの長さにすべきか?
全身のバランスのほうを優先すべきか?

仮縫いの段階で、袖の振りが全部隠れる長さのデザインは鬱陶しいと分かりました。
長い丈はトイレの際も扱いが厄介そうだし ( いちいち脱ぐ必要アリ? )、暖かいけど、重っ苦しいような気がする。

振りが見えてしまっても、このくらいの丈が私にはベストでした。


着物 ケープ140131_2.jpg


後ろは所作に関係ないし、帯の収まりもありますので、前より10cmほど長めです。


場所を取らないし皺になりにくいので、保管を考えるとコートとは違うメリットがある。
ケープはカジュアルで、洋服感覚のコーディネートをしたいときにはいいかな。
場所を取らないなら、色んな生地で持っておけるし。

でも、手を挙げたり等の腕の動きや、袖の扱いを考えると断然コートが良いという事になりそう。


最初の1枚というなら間違いなくコートでしょう。
でも、買う場合はケープのほうが安いし、デザインによっては洋服と兼用出来るから、そこに惹かれてしまいますよね。
着物を着る機会がかなり少なければケープもありかもしれませんが、これからも頻繁に着物を着るつもりなら万能な無地のコートが手堅い選択だと思います。

寒さ対策の点では、都心部ならケープで問題ナシですね。
posted by AKA at 23:49 | 和装小物について