「 あーーどうしよう、やらなくっちゃ! 」
って、勝手な脅迫観念で焦ってしまう・・・

栗に対する私の奇妙な心理状態。
もう随分前、ヨーロッパの何処かで渋皮付きの栗のお菓子を食べて以来美味しさにハマッてしまいました。
出来ているのを買うと猛烈に高いので、4kgくらいを一年分作るようになったんですが、最近は強迫観念っぽくなっています。

何といっても大変なのが剥く作業。
4キロとなると、腱鞘炎寸前です。
これさえなければ、作るか作らないか、考える必要もないくらい楽な事です。
ですから、対策として

● 剥く個数を減らす為、ものすごく大きい栗を購入する
( しっかり掴めるので作業はぐっと楽になりますよ )
● 出回り始めの時期に購入することで、外皮が比較的柔らかい物を入手できる
以上2点。
お湯に漬けるだのなんだの、色々やってみました。
でも、効果があるのは買う時期を逃さない事! これが1番。
作業するなら、大きな栗が手に入れやすいお彼岸前がベストです。
9月半ばまでの栗の皮はそんなにガチガチではありません。
しかも、肝心の渋皮の状態も淡い色で綺麗に仕上がります。
これを過ぎると、お店に並ぶ栗が徐々に小さくなる傾向があります。
お彼岸前って言ったら、まだ夏なので、栗の事なんかすっかり忘れていたりする。
でも、「 そろそろ栗の季節よねぇ〜 」 などと秋の気分が盛り上がってきてからでは、栗ご飯に最適って感じの、こじんまりした物が山積みなってしまうのです。
すごく大きい栗は、食感もサイコーですよね。
見た目もゴージャス!
展覧会が終わったら栗のタルトを作って、ゆっくりティータイムを楽しむのが、今のささやかな夢です。