2012年08月01日

正絹のちぢみ着物

真夏になると、夏物にも関わらず正絹の縮み着物を着る機会がない。

「 あるのだから着てみよう 」

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簡単に半幅帯で・・・と出してみたものの、数日前着物を着たときにどのくらい汗をかいたか、記憶が蘇ったとたんに着る気が失せてしまった。

昨今の気温からして当然ながら、汗をまったくかかないほどに快適な素材の夏着物などありはしない。
裸でいたって汗をかく、というくらいなのだから程度の違いがあるだけですね。

あまり透けない、洗うことが出来る素材の着物の下に簡単な下着を着て、袖口や衿に汗が浸み込んでも直ぐに洗って対処する。
or
紗、夏お召し、ジョーゼットなどの透け透けの薄衣の洗えない着物の下に、体の汚れを防御する長襦袢を着る。

私の場合はこの二者選択になるのですが、ちぢみはザラザラしていかにも快適そうだけれど、薄衣のような「 着てないみたーい 」 というほどの軽さはなく、正絹となればしっかり長襦袢で防御しなくてはならない。
その上濡れればその名のとおり縮む。

“ ちぢみ ” がその長所を遺憾なく発揮するのは麻の場合だけなのでは?と思う。
正絹の夏用ちぢみは、間違いなく出番のない着物ナンバー1に君臨している。

カニの着物みたいに、正絹のちぢみでもそれなりにしっかりした厚みがあれば単衣のシーズンに活躍の場を見つけ出せるでしょうけど。
真夏以外の雨が絶対降らない機会があれば是非とも再チャレンジしたいですね。
posted by AKA at 20:01 | 着物コーディネート 紬