2011年12月01日

江戸前嫌い

食事って、子供の頃から食べているものを好む傾向が強いものだというのが一般的だと思っているのですが、どうなんでしょう?
私に関しては好き嫌いが激しかった事も影響してか、どうもそうでは無いらしい。

充分しょっぱい漬物に更に醤油をかける。
ソースは揚げ物がひたるくらいかける。
朝はカツオを削る鉋の音が響く台所。
そんな超江戸っ子な味付けの家庭で育った私ですが・・・

ダシは昆布だしが好み。
味噌は赤味噌を常用。
蕎麦よりうどん。
天麩羅はサッパリと菜種油だけが良い。

そして、蒸した鰻が嫌い。

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中部エリアだと鰻を蒸さずに炭火焼きするので、蒸すと苦手なブョブリョした皮が香ばしくカリカリになる。
行った時はここぞとばかりに食べ溜め。
要するに基本的に、焦げた味が好きなのだ! ( 老化を促進してしまう物質らしいが )


但し、どの地方に行って食べても東京の味のほうが好みというジャンルが1つ。
『 焼き鳥 』
東京以外の焼き鳥は、タレの味がどうも馴染めない店が多いのでした。
posted by AKA at 17:34 | 色々な時間

2011年12月03日

スカイツリーランチ

友達とスカイツリーを眺めながらランチ。

スカイツリー111203_1.jpg

浅草ビューホテルの27階は両親とも利用することが多い場所です。

以前は中華「唐紅花」で、2100円のオーダー制食べ放題をやっていました。
満腹になるまで、定額で何品でも追加出来るシステムで、本当にお得だったのですが、今はやめてしまって残念!

最近はスカイツリーが眺められる向きにあるフレンチの方ばかり利用してます。

父の幼馴染はここで隅田川花火大会を見る為に、一年前から予約を入れいるのだそうですが、最高に良く見えるでしょうねぇ。

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肉or魚のチョイスになると、魚を選ぶ事が増えてる気がする・・・
確実に老いてるのだろうか?

ゴチャゴチャした浅草で、ゆったり食事できる場所なのでオススメです。
posted by AKA at 23:48 | 色々な時間

2011年12月04日

羽織を主役にした着物

ちょっと派手な羽織は、着物を控えめに。
羽織から組み合わせないとコーディネートに悩んでしまいそうな柄なので、着物はワントーンにしてしまいました。

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色々な色が入った羽織なので、合わせる着物は比較的バリエーション広めなのですが、いつも悩むのは帯なんですよね。
着物との相性を優先すると、羽織と主張しあう感じになってしまうことが多い柄みたいです。

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この日はキッパリ潔く、着物は若芽色で統一してしまいました。
たまたま同系の色の帯が在ったから組み合わせてみたのですが、通常はここまで同じ色の着物と帯を選ぶ事ってないですね。
半衿も緑系の刺繍・・・緑系と紫系という私が一番好きな色の組合せになりました。

模様は着物がストライプで、帯が麻の葉に絞りですが、素材感は似たような光沢なのです。
羽織を脱ぐとドレスのように首から裾まで一直線って感じです。

2011年12月08日

履きやすい下駄

最近誂えた下駄は、一番活躍している舟形下駄を増やしました。
草履っぽいシルエットなので、浴衣〜小紋くらいまで合わせられる。

下駄はあちこちカケるのが宿命だけど、色々履いてみた中で一番カケにくいのが舟形下駄だった。
丈夫な上に歩きやすいからマストアイテム!

色んなデザインを持っていると重宝しそうだから、今回は渋ハデ系な下駄にしてみようと鼻緒をオーダーしました。


下駄111208_1.jpg

グレートーンにすると汚れも目立ちにくいし、ちょっと変わった感じになるかな?
そう思ったので、まずは鼻緒をオーダーする時に、下駄の台だけ先に受け取って、好みの色に染色塗装しました。

染料は布用など、何でも扱いやすい物でOK。
一度染だとムラになりやすいので、3回くらい色を重ねた時に丁度良い色になるという事を想定して、染料の濃さを調整します。
今回は黒1色を薄めた染料で染めました。

乾いたら、ステインなどを塗って色止めします。
木に浸み込んでいくタイプを使うと、木が強くなり、汚れにくくもなります。

手軽な作業なので、他に無い色の下駄をほしい時は是非やってみて下さい。


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今回の鼻緒は、テキスタイルズ優さんから頂いたシルク生地です。
緑に紫のドットが私好みの配色です。

ツボと裏の本天は台よりも明るいグレー系を合わせています。

履物だけ見ると地味っぽいけれど、白や明るい色の足袋と合わせると、グリーンがパッとします。
黒系の足袋を合わせると、モダン感覚になります。

旅行なんかに活躍しそうな気がしています。
posted by AKA at 17:00 | 着物まわりの小物を手作り

2011年12月20日

テーブルで和裁

今、何年も縫い忘れていた袋帯をのんびり縫っています。
日当たりの良い窓際の作業テーブルは暖かくて気持ちが良いです。

和裁111220.jpg

手術の為に入院し、退院したものの、まともに家の事を出来ず、ぼんやりのろのろと過ごしています。
こんなに何もせずに長い期間過ごすというのは、大人になってからちょっと記憶に無いくらいで、自由に動けないというのは拷問に近いな・・・と感じます。
それでもちょっとづつ回復してきて、ようやくブログも再開できそうです。

まだほんの軽い作業しか出来ません。
ミシンも脚が疲れるので、溜まった和裁をゆっくりやっています。

和裁も床に座ると辛いのでテーブルで出来る範囲の作業ですが、間が悪くテーブル用のくけ台が壊れました。
手芸店で売っている、クランプ式に天板を挟んでネジを廻して固定するポピュラーなタイプのものですが、これが強度がイマイチ!
1〜2年でネジの先に付いてるゴム付き押さえがボロッと取れて使えなくなるのです。

買い物にもいけなくて困ったなぁ〜と、代わりになりそうなものを探したところ、くけ台よりずっと便利な物を発見。
かけはり ( 布を挟む洗濯ばさみのような部分 ) の紐を通せる穴の空いたレバー式クランプ。

工具なので、テーブル用くけ台より挟む幅が広くて、色んな所に固定出来る!
強度が有る!
着け外しが超ラク!
( ボタンを押せばワンタッチ解除、固定時はレバーを数回握るだけ )

難点は見た目がいけてないって事くらいです。

以前にも書いた “ チャコペンシルの苦悩 ” のように、裁縫・手芸の道具って、時が止まったまま進化しない。
今回入院して、「もう尿瓶は使わないのか・・・」って単純な事から手術法まで、色々医療の進化を見た気がしましたが、工具だって色々便利になっているので、工具で代用できる手芸用品は工具を使うのが便利だなと実感。
もうくけ台は買わない。
元気になったら洒落た工具を探してみよう。
posted by AKA at 12:57 | 和装小物について

2011年12月23日

戦後の着物トレンド

着物のウールコートを作ってみたいな
そう思って実家に型紙など参考になる本はないかと探していたら、亡き祖母の古い和裁の本が目に留まりました。

昭和34年出版と記載された 【 新和裁全集 】
当時にとっての新しい和裁とはどんなもの? と興味深深で手にとり、ページをめくると・・・

巻頭のスタイルページに載っていたのは “ お洒落な3ピース ” というタイトル。


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“ 軽くて着易い工夫着でございます ”

解説はともかく、これはお洒落なのか?
よく分からないが・・・

二部式着物というものは聞いたことあるけど、ワンピースにベストを組合せるような感覚のものなのだろうか?


更に “ 現代的な感覚を取り入れた・・・ ” というものは

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何ですか? この袖!

かなり無理矢理なデザインになっちゃってますよ。
ここまでデフォルメするなら、何も着物という形状を維持しなくても、洋服でいいじゃないか、という疑問さえ感じてしまう。

対丈に帯はサッシュのように無造作。
ガウンのような感覚でしょうか?

まだこの頃は、「 シワは着付けの敵 」 のようなガチガチな着方はしていないのでしょうけど、何だか滑稽な感じがしました。
今と間逆に、お洒落に洋服をコーディネートする感覚が身についていなくて、着物をベースに洋服風にする方が抵抗感がない、という時代だったのかもしれません。


KIMONO姫的に大胆なアンティークの着物を短く着付けて、タイツにブーティというコーディネートで歩く女の子を見た年配の女性が

「 すごいわね 」
「 大胆すぎる 」
「 着物をあんな風に着るなんて 」

とか、囁いているのを耳にしたことがありますが、ファッションは流動的に移り変わるものです。
どの時代でも見たこと無いものは飛び出してくるんですね。

昭和なんてそれこそ着物スタイルの激動期だったんじゃないかしら。

華やかでロマンティックな着物
贅沢禁止のモンペ
やたら丈を倹約した袖やコート
高級礼服全盛期
数十年でみんな着物を着なくなる
そして今や、浴衣で歌舞伎に行くというビックリな提案が雑誌に載ったりする。


しかし、この本は日本人がまだまだ着物で過ごしていた時代だけあって、それこそ下着からウールコートまで、着物に必要な全てが記載されている貴重な本でした。
熟読せねば!
きっと参考になることが沢山載っていそうです。
posted by AKA at 12:19 | 着物いろいろ話