2010年07月03日

梅雨の着物あわせ

湿気に強そうな着物なら、梅雨の季節でも無難に着れるので、外出用に準備したんですが・・・。

どしゃぶり。

車での外出とはいえ、濡れる・濡れない、とか、縮む・縮まないではなく
「何故こんな凶暴な天気の日に足首まで布に包まれたものを着てるの?」
という根本的な疑問が沸き起こったので、着物は止めました。

着物100703.jpg

土砂降りまでになると心が萎えます。
でも一応写真に納めておこう、次は同じでいいものね。
梅雨時の鬱陶しい気分を爽やかにしてくれそうなものを着ると楽しいです。

私の場合、雨ゴートは土砂降りの日に着るという設定ではありません。
シトシト雨とか、霧雨とか、小雨という天候用になってしまっています。
夏場に雨コートのままで乗客の多い電車に乗った時には 雨ジミ VS 汗ジミ になりました。
屋内に入ったら短時間でも都度コートは脱いだほうがいいのですね。


そうそう梅雨の着物といえば・・・つい最近テレビで秋篠宮両殿下のご成婚当時の儀式の様子が映っていました。
その頃なんとも思わず見ていたと思うのですが、今着物を着るようになってそれを見ると脅威です。

6月末に十二単!

“汗みどろ”なご様子ではない・・・
もしかして衿や比翼だけ重なってて、内側は空っぽとか・・・
想像すればするほど熱中症になりそうです、私はといえば薄いもの2〜3枚重ねるだけで精一杯というのに。
当の紀子様は緊張のあまり、暑さなんて感じるどころではなかったのかも?
今のハイビジョン撮影だったら実際はどうなのか、もっとクッキリ映っていたかもしれませんね。


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2010年07月06日

着物のお腰を作る/寸法

透ける浴衣や夏着物用の下着にする、薄手のお腰を作りました。
半襦袢と一緒に使うと長襦袢+肌襦袢より快適ですね。

浴衣も最近は綿絽とか綿紅梅を多く見かけるので、浴衣用の下着とか、何か着ないと下着丸見え。
洋服のペチコートか何かを下に着ているコの、膝あたりから下が透けて見えた時、何故スカートだと膝が見えてて何とも思わないのに、透けて見えるとドギマギしちゃうんだろう・・・不思議。

着物100706.jpg

白い絽はやっぱり万能。
お尻のところに汗取り布を付けて、ステテコとかも履かずに済ませます。

お腰の寸法や作り方は夏用でも冬用でもすべて一緒です。

お腰の寸法.jpg

★仕上がり幅134pは一般的だと思いますが、細い方は合わせが深いと、足が開かず歩きにくいと思うので調整してみて下さい。

★カッコ内の丈、75cmは身長163cmのワタシの寸法、身長によって調整が必要です。
通常、自分の着物の妻下(衿下)寸法から−4〜5cmくらいを目安にした長さにすれば良いと思います。

追記:
最近浴衣などはプレタを購入されてマイサイズが分からない方もいらっしゃると思うので参考に衿下標準寸法を。( 鯨尺をキリのよいセンチに置き換えました )
・身長150p / 衿下73cm  ・身長156p / 衿下76p
ここから4〜5cm引きますが、着付けの仕方によっても違いますし、正確にとなると腰紐位置から裾位置を出して、さらに長襦袢よりちょっと控える・・ということになりますね。


お腰の裁断.jpg

★紐と前タテは2枚必要です。

★紐とお腰上部は 晒・シーチング・麻 などの汗を吸いやすい天然素材を選んで、一度洗剤で洗ってから裁断しましょう。
半端布があれば途中で布をつなげて問題ありません、下着で見えないところなので臨機応変に。

★お腰下部はスベリの良い生地で作ります。
夏は麻混とか冷感繊維もイイですね。
着物生地で作る場合4枚を縫い合わせ、服地など長さがあれば一枚、どちらでも良いです。

★前タテは着物生地の場合、反物を半分の幅。
服地で長さがある生地の場合、前タテ寸法を足して、切らずに通しで作る事もできます。

作り方は次回の記事で。

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posted by AKA at 12:49 | 着物まわりの小物を手作り

2010年07月08日

裾よけ ( お腰 ) の作り方

裾よけ ( お腰 ) は直線縫いだけで簡単ですので、お好みの生地で “ 裾よけ ” と “ うそつき袖 ”を作れば市販に無い柄が出来て、普段の着物ライフも充実します。
上部の晒部分をネルで作ると冬にとても暖かい、着物の下着になります。

寸法は前回の記事 お腰を作る


下部分を縫います。

左:何枚か縫い合わせる場合は、縫い目の片側に1o程度のキセを取ります。
右:裏のぬいしろ部分は、キセをかけて倒し、くけます。
100708_1.jpg 100708_2.jpg


左:裾を三折りにしてくけます。
  裾は重いほうがバサバサしたり、風に煽られたりしにくいので多めに。
右:前タテを写真のような位置に置き、点線部を縫います。
100708_3.jpg 100708_4.jpg


左:前タテを一旦中表に畳み、裾部分を袋にします。
  この時、裏にくる面の裾をずらして多く縫いこむようにします。
右:前タテを表に返して、裏のぬいしろを畳んでくけます。
  これで下部分完成。
100708_5.jpg 100708_6.jpg


上部と下部を合わせます。
ここからはミシンです。

左:中裏に合わせて5o程度のところを縫います。
右:中表に反して、端を袋縫いにします。
100708_7.jpg 100708_8.jpg


左:袋縫いにしたぬいしろを上部のほうに倒して押さえミシンを入れます。
右:両端を1cmの三折りにして縫います。
100708_9.jpg 100708_10.jpg


予め縫っておいた紐を三折りと一緒に巻き込んで縫います。
     100708_11.jpg


簡単です。
部屋で過ごす時は長襦袢を着なくても裾よけだけは必ず付けるし、素材によっても快適さが違うので色々な素材を持っていると重宝します。

・着物のお腰を作る/寸法 へ
・着物の下着を手作り へ
posted by AKA at 16:49 | 着物まわりの小物を手作り

2010年07月12日

手芸系男子

アトリエの刺繍糸を取り出すと、急になんでもかんでも刺繍を始めたH氏。
ふと彼の部屋を覗くとやたら熱心に縫い物をしている・・・・。

テキスタイル男の刺繍はこんな感じです。

刺繍100712_1.jpg

事の起こりはこのデニムパンツに小さい染みがあって、「 何かして隠して 」 と言われていたのに、私がいつまでたっても何とかする様子がない。
そんな折に柳原パトの個展で、パトと友人に以前自分で着けたボタンのカラフルな糸の縫い目を 「 カワイイ 」 「 ラフなのがイイ 」 とか褒められたのがキッカケになったのでしょうか、自分でシミを隠そうと思い立った様です。

染みパンツの出来栄えを褒めたら、次々自分の服を刺繍し始めました。

刺繍100712_2.jpg


刺繍100712_3.jpg

元々オトメン的資質は十分アリな人です。
妻が友人達と家に集まって “ ビーズの会 ” なんて場合は、世間一般の夫なら 「 いらっしゃい、ごゆっくり 」 と挨拶でもして、自分の部屋があれば早々に退散するでしょう。
H氏の場合、「 いらっしゃい 」 のその後は無言で空いてる席に座り、「 今ブレスレット作ってるの? じゃあ僕は黄色系にしようかな・・・ 」 と、当然のように参加するような人でした。

発想が自由だから、開放的な雰囲気があって面白いモノを作れると思います。
この調子でどんどん私の服にも刺繍してほしい!

ここ数日 「 右腕が痛い 」 と訴えるようになったのですが、まさか針仕事で筋肉痛?
重労働でなくても、やり慣れない事をすると筋がおかしくなったり、痛くなったりするものなのでしょうか。
posted by AKA at 12:28 | 布のアトリエから

2010年07月15日

浴衣の着心地

浴衣シーズン到来。
梅雨明け前ですが、湿度が高い時こそ浴衣が快適ですね。

この日は絞りの浴衣にしました。
半幅帯ではなく、クリームイエローの紗献上の帯と帯締めを組み合わせました。
この絞り柄は着物風に衿付きで着るというデザインじゃないと思うので、夏着物風に着るならもっとコントラストが無いデザインのほうがいいのでしょうね。
絞りはもともと厚い生地だとやりにくい加工だから、生地が薄手で涼しいし軽いのでとてもラクチンです。

浴衣100715.jpg

私が持っている中で着心地はやはり一番。
バサッと野暮ったいシルエットにならず、体に添うようなのに、絞りの立体感でペトペト張り付く事はありません。
ピタッと着付けていると、1日の終わりにはお尻辺りが伸びてきますが、洗うとまた戻る感じです。

やっぱり布はお値段が上がれば快適さも上がるのでしょうか?
浴衣生地の場合はかなりその点を顕著に感じるのですが・・・。

総絞りまでの手間をかけるなら、生地より人件費のほうが膨大なので粗悪な生地にわざわざやる必要はないから、ある意味安心して購入できますが、浴衣の生地は洗って着てみるまで判別するのは難しそうですね。
私の数少ないアイテムの中でも、着心地や着た時のシルエットの良し悪しはバラバラです。
「暑い・・・」って感じるコーマ地もあります。

コットンは糊をたっぷり効かせれば糸のハリは出るし、ケバが出やすいかどうかも何度か着てみないと分かりません。
そうなるとあまり糊の効いてないモノのほうが信用できそうってことになるのかな?
良い物は目晦ましの必要がないですもんね。
今度買う時は、薄くて糊が効いてないのにシャキッとしてる・・・というのを探してみよう。

・兵児帯を崩れず結ぶ方法
・歩きにくい下駄のカタチ
posted by AKA at 12:35 | 着物コーディネート 普段着

2010年07月17日

不要なイヤリングのリメイク

友達から 「 何かに使って 」 ともらったイヤリングはほとんどがぶら下がっているデザイン。
そう・・ぶら下がっているものって、ついついぶら下げるものにしようとして、リメイク候補を狭くしてしまうんですよね。

一番小さいのは先日ガマ口のチャームという王道な利用法にしたけれど、今日は一番大きいのにチャレンジしました。
3cmの円形型押プレートに、4.5センチの似たようなプレートが下がるデザイン。
確かに今こういう巨大なイヤリングは使わないわよねぇー。
でもエスニックムードなパーツはなかなか面白い感じ。

バレッタ100717.jpg

色々ぶら下げたりを考えてたら、髪と相性が良さそうと気付く。
かんざし? でもパーツを沢山消化できるのはバレッタかな。
また好都合な事に、アクセサリー作家の小田真紀子がやはり 「 何かに使って 」 と持ってきた大量のバレッタがストックされていた。

ぶら下がりパーツを両端に取り付けて、イヤリング金具が着いてた円形プレートを中央に固定しました。
金具ってロウ付けされている程度で、思い切ってペンチで曲げていくと、ポロンと綺麗に毟り取れることが多いですよ。
ペンチで切っちゃうと切り口が残って危ない時もありますから。
パーツは銀のワイヤーをつかって留めたので、ほとんど接続部分は目立たず仕上がりました。

なかなかイイ感じではないか、しかも一度に二つの物が解消されてスッキリ。
イヤリングパーツって彫刻っぽいものが多いから、案外ヘアアクセサリーにしやすいかもしれない。

・ヘッドドレス的なヘアアクセサリー
posted by AKA at 13:08 | 布のアトリエから