2010年02月18日

作り帯 ( 二部式帯 ) の作り方

作り帯100218.jpg

二部式の作り帯 ( 自由結び帯 ) と言われているタイプを手作りしてみました。
『 お太鼓結び 』 と 『 角出し結び 』 が両方結べるものです。
今回は私が作った寸法をそのままアップします。
もちろん、ウエスト寸法や帯幅などは個人で違いがありますので、型紙どおりでなく調整して下さいね。

作り帯の寸法1.jpg

六通柄やお太鼓柄で作る時は 『 て 』 と 『 お太鼓側 』 の生地を58cm付近でつなげます。
帯芯はお太鼓側だけ二重にします。
“たれ”の部分に+1oとなっているのは、縫い代を畳むと表に返した時に寸法が減るので、角の部分は膨らませ気味に縫ったほうが、同じ幅で仕上がる為です。

作り帯の寸法2.jpg

今回胴の幅は16.5cmで作りました。
身長160cm以上なら広めで作ったほうが良いかもしれません。( 粋な好みの方は細いほうが良いけれど )
胴の縫製寸法はお太鼓を参照して下さい。


作り帯の作り方1.jpg

@左上:2枚を中表で縫います。生地が繊細なものは縫い目に芯を貼ります。
A右上:『 て 』から58cmのところに紐を一緒に縫います。
B左下:“ きせ ”をかけます。縫目から+1oを倒して、アイロンをあてます。
C右下:たれのほうから帯芯を付けます。芯の幅は“縫った帯幅”より減5mmです。

作り帯の作り方2.jpg

作り帯の作り方3.jpg

D左上:芯を縫う時、表生地との間に下敷きを入れると縫いやすいです。
E右上:“て”の部分はそのまま返し口にするので、芯は留めない。
F左中:、両側留めたら “ たれ ” の縫い代に芯を止めます。
G右中:お太鼓部分 ( 約1m ) の長さの芯を“ たれ ”からもう一枚重ねます。
   ★写真で芯が浮き上がってるように見えますが、それでOK。
    この段階でピッタリ馴染んでいるようなら芯が小さすぎです。
H左下:先ほど倒して芯を留めた縫い代に2枚目の芯を重ねて縫います。
I右下:2枚目の芯は淵に合わせず、1枚目と同じ位置にひかえて付けます。

終了したら、表に返して、アイロンなどで押さえて整え、“ て ”を閉じて下さい。

帯の出来栄えはやはり芯の入れ方によって随分変わってしまうようです。
私も芯入れの作業は着物の衿付け同様苦手です。
洋服生地などで作る場合は接着芯を使うという方法もアリ?
やったことないので、どんな感じになるか分からないのですが、上手くいくなら、はるかに簡単に出来る事でしょう。
正絹に接着芯は、生地が歪むのでオススメできませんが・・・。

・二部式帯の結び方 へ
・足袋の作り方
posted by AKA at 13:11 | 着物まわりの小物を手作り

2010年02月20日

二部式帯の結び方

前回作り方を記載した二部式作り帯の結び方を一応ご紹介しておきます。
普通ポイント柄の帯はお太鼓結び用になっているので、柄出しの関係で角出し結びには出来ない場合が多いですが、この帯なら結べます。

作り帯100220.jpg

帯を胴に巻くのには “ 関東巻き(時計回り) ”と “ 関西巻き(反時計回り) ” がありますが、自分の巻き方が決まっているのなら、両面帯の場合、裏表で柄出しの位置を変えましょう。

― 胴を巻く ―

帯結び1.jpg 帯結び2.jpg

・後から二重に巻いて紐を結びます。
 45cmは長めに見えますが、長いほうが扱いやすいです。
・結んだ紐を帯の中に入れ、お太鼓が乗るように上部にタオルを入れます。

― お太鼓結び ―

帯結び3.jpg 帯結び4.jpg

・お太鼓側に付けた紐を結んで “ て ” の部分を作ります。
 名古屋帯のような山の部分が出来るので、そこに枕をあてて背負います。
・角出し結び兼用なので “ て ” は少し長めですから、中に畳んで下さい。

― 角出し結び ―

帯結び5.jpg 帯結び6.jpg

・まず“ て ”を蝶々のカタチにして、付いてる紐で結びます。
 背負い紐や帯揚げで背負います。 
 角出しや銀座結び用の背負い紐というのもありますね。
・蝶々結びと背中の間に綿を入れた小さな枕を入れるとふっくらします。

角出しや銀座結びは普通の帯を巻いてから、後で蝶々を作ろうとすると、見えないので左右対称にならなかったりしますが、これならそんな事にならず楽です。

両面使える二部式帯 作り帯の作り方
posted by AKA at 12:34 | 着物のお手入れ 着付け

2010年02月27日

河津の桜と下賀茂の桜

河津桜100227.jpg

ちょうど満開のタイミングなので、数年ぶりに河津桜を見に行ってきました。
開花は例年より少し早めとの情報でしたが、満開の時期は例年と変わらないような気がしました。
4・5回見に行っていますが、宿の予約をするなら、2/20くらいから1週間という期間ならハズレがない気がします。

この時期大人気の河津の町。
大勢の人が春を楽しみに訪れていました。

河津100227.jpg

ちょっと人の波が途切れたスキに写真を・・・
屋台などが沢山あって活気がありますが、買い食いの屋台よりもどちらかと言うと桜のお菓子とか乾物などが多いので、お土産的な内容がメイン。

河津は桜を独り占めで堪能するには余程朝早く出かける必要がある所です。
私はのんびり静かに・・・が好きなので、下賀茂の桜並木のほうが好きです。
人も少なく、柵などの無粋なものもない、駐車場は無料。
河津は駅前で伊豆高原辺りから出かけやすいですが、下田から先は電車が無いのでそれが静かな理由と考えられます。

下賀茂100227_1.jpg

水仙もまだかろうじて咲いていました。
木の大きさも随分立派になってきたような感じ。
木と木の間隔は河津よりもやや広めで、メインの並木の距離は河津よりは短めです。
でもとにかくのんびりとお花見出来るっていうのは何者にも変えがたい良さ。

下賀茂100227_2.jpg

下賀茂では着物でお花見している風流な方もいらっしゃいました。
桜の下でお弁当を・・・というなら断然下賀茂でしょう。
以前は橋の傍に屋台村みたいなのがあったのですが、方針が変わったのか? 屋台は一件もありません。
並木沿いにヤオハンがあるので、そちらで食べ物や飲み物は調達できます。

下賀茂100227_3.jpg

そして下賀茂と言えば菜の花!
菜の花と桜を一緒に楽しめる♪ こちらももちろん満開でした。
posted by AKA at 10:27 | 色々な時間