2009年12月15日

冬に着る白っぽい着物

寒い季節には濃い色の着物を選んでしまう事が多いので、ちょっと気分を変えて白っぽい着物を組み合わせてみました。
冬に白のニットやコートを着るのには抵抗がないのに、白々した着物を着ている人は流石にあまり見かける事がなくなりますね。
鬼しぼ縮緬くらいモコモコとしたテクスチャーがあれば、少しは暖かそうな雰囲気がして抵抗感も薄れそうですが・・・。

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一越縮緬のストライプの着物 + 少しは暖かそうな色のアーガイル模様の衿、帯締めもアーガイル模様にしました。
やっぱりなんとなく寒そうなコーディネートに感じられてしまいますが、多分同じ色合いでも綸子だったら、もっと寒々として見えるかもしれません。
( 実際の体温にはなんら影響はないのですけど )
でも冬は上着必須ですので、半分は隠れちゃいます。
むしろ秋の 「 上着無しでもいいか 」 っていう温度の日のほうが、白っぽい着物は相応しくなく見えるかもしれない。

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最初は黒の羽織を着る予定でしたけど、なんとなくスッキリしすぎてしまって余計に白っぽさが寒々して見えたので、最近はあまり着る機会の無くなった赤系の絞りを合わせてみました。
街はクリスマスムードだし、60'sムード満開な 『 ヴェルナー・パントン展 』 に行くので、柄モノよりもビビットで無地感覚の物が気分に合うかも・・・という理由。

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今あっちこっちのビルがイルミネーションしてますね、やっぱりクリスマスって楽しいな♪
最近はミッドタウンとかが海みたいな色にしたり新しさの追求をしている中で、オペラシティはなんとも王道な色使い。
ヴェルナー・パントン展も “ 赤 ” が結構効いていたし、今日のテーマカラーの色みたいになりました。

2009年12月18日

着物ヘア アクセサリー3

最近ヘッドドレスがブームで、着物にもヘッドドレスを合わせたりするようです。
コサージュをヘアアクセサリーにするのは随分前から流行っていたから、それでだんだん慣れてきて目立つヘッドドレスにも抵抗感がなくなったのかな?

私はコサージュですら頭に付けるには抵抗感がある・・・
ものすごく大きいものや派手なヘッドドレスとなると、本当にパーティーとかの場じゃないとしないと思いますが、小ぶりでモノトーンな感じの控えめなデザインなら使う機会もありそうです。

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黒〜グレーの材料で、光る素材は一切ナシです。
花とポンポンと水牛の角で出来たリーフを組み合わせて作りました。

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下げ髪でも華やかなヘアになってくれるのは簡単で便利。
もっと低い位置につければ派手派手しくならないので、もはや若くない私でもチャレンジできそうな気がします。

作り方もバレッタの金具に黒のリボンを巻き留めて、そこに材料を縫うか接着するだけなので、非常に簡単に作れてしまう。
しかも材料が切りっぱなしだったり、着け方が多少曲がっても、あまりヘンに見えないのでは? ( ・・・いや、むしろ味が出るかも ) という物なので、あれこれ付けて楽しめそうなジャンルですね。


・着物ヘア アクセサリー2
・ヘッドドレス的なヘアアクセサリー
posted by AKA at 12:39 | 着物まわりの小物を手作り

2009年12月21日

丈夫な糸 弱い糸

この間 「 糸は丈夫なものに限るという事はないんだな・・・ 」 というアクシデントが起きました。

ポリエステル糸はとても丈夫で、欠点なんて見当たらなさそうなくらい優秀。
いま時コットン生地を縫う時には木綿糸、化繊を縫う時はポリエステル糸・・・という風に使い分ける事は無くなった。
綿でもウールでも、もちろんニットまでもポリエステル糸が使われるくらい万能。

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そんな優秀な糸があるのですから、絹糸は着物関係をやる人やクラフト関係など、もはや糸が滑らないとかキレイだという長所を活かすために使われるくらいで、洋服を縫う為に使われる事はないと思っていました。

私がシフォンジョーゼットをポリエステル糸でミシンかけしているのを見た母に
「 そういう繊細な生地は絹糸のほうがいいわよ 」
と言われた私は、「 絹糸なんて手縫いならともかく、弱くてすぐ切れちゃうから縫い目がもたないし、洋服を絹糸で作るなんてありえないでしょ 」 とアドバイスを聞き流した。
絹のスカートでも、ミシンで作る以上は糸はポリエステルを使うのは当然。
すべりが良くて、色も豊富にあって、肉も切れそうなくらい丈夫!
これ以上のものはあるものかと思っていた。

ところがある日シルクのスカートをはいている時にお尻から 『 ビリッ 』 という音がした。
「 うそっ!後の縫い目が切れちゃった 」
まぁ丈夫な糸と言っても切れる事は珍しくもないので、縫い直そうと脱いで見てビックリ!
生地がメタメタに裂けている。
糸は全く新品同様ピンピンしているのに、糸が丈夫すぎて、生地に切り取り点線でも付けたような有様になってしまったのだ。

もし糸が切れたとしても何度だって縫い直せる。
でも生地が切れたら、再生不可能。
糸が生地に対して必要以上に丈夫だと、生地を惨殺しかねないから、薄くて高価な生地をポリエステル糸で縫うのはとてもリスクがあるのかも。
着物を絹糸で縫うのは、糸が馴染むというだけでなく、ちゃんと理由があったのですね。

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子供の頃は、母や祖母の絹糸専用引き出しを勝手に開けて糸を使うと怒られたっけ。
キラキラと光って他とは明らかに違う別格な輝きがたまらなく好きで、開けるだけで幸せな気分になれたものでした。
posted by AKA at 12:32 | 布のアトリエから

2009年12月23日

クリスマスの着物

クリスマスが近いので、ベルベットに薔薇が刺繍された衿にしたり、赤が目立つような色合わせにしました。
赤と黒を部分的に配色していますが、冴えない色の着物を組み合わせているので、半衿部分以外は案外大人しい感じになっているかもしれません。

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半衿が相当主張しているので、『 妥当な着物の組み合わせ 』 という視点からは少々無理矢理な印象かもしれませんが、着物が派手な柄というのに比べれば、衿くらい唐突でもどうという事はないかな・・・?

バッグや草履は黒で。
コートも黒のベルベットにしたので、案外全体が黒っぽくて、暖かそうな印象になりました。

クリスマスパーティーのようなイベントだったら、半衿の素材と合わせて、ベルベットのヘッドドレスやアクセサリーを組み合わせてもいいなぁ。
でも、そういう場なら、この寝ぼけたような色の着物ではツマラナイ。
思い切って、白の着物のコーディネートにすると華やかになりそうですね。

2009年12月25日

X'masの着物コーディネート

これじゃあクリスマスツリーが歩ってるみたいな着物・・・
と思ったものの、X'masだからこういう色合わせも許されるであろう・・・と、ノエルをせいぜい楽しもうという気分になりました。

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着物部分は全体的にグリーン ( もみの木に見立てようとしたわけではないが・・・ )、帯は花唐草のヨーロッパっぽいデザインの物です。
そして最後のとどめに強気で、真っ赤な帯締めをしました。
こんな日でもなければ、ここまで彩度の高い “ 赤 ” “ 緑 ” “ 黄色 ”の組み合わせをすることはないのですが、『 毒食わらば皿まで 』 的に、どうせなら派手なほうが楽しい。

同じ着物と帯の組み合わせでも、衿・帯揚げ・帯締め がもっと馴染むような大人しい色だったら、普段でも大丈夫なコーディネートになるのでしょうから、この3ヶ所の影響力ってすごいものだなと改めて思うのでした。

2009年12月28日

小さな布の利用方法

大掃除をしていると、沢山のハギレがあっちこっちから出没してくるのですが、たいして良くなさそうな布でも、ボタンみたいに小さい面積にすると不思議に面白い物になるデザインもあるので、いちいち小さくしてみて選別しています。

この間、季節らしいヒイラギの模様をかなり厚手のウール素材にプリント作業している時も、色サンプルが色々出てくる。
メタリックカラーのボタンも面白いかも・・・と思って、模様が見えなくならないようにかなり大きな4cm弱のサイズで作ってみました。

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メタリックのプリントって素材感消えてしまいそうで、そうでもなかった。
模様のヌキ部分がしっかり主張して、むしろ素材のコントラストはメタリックのほうが出やすいような感じすらします。
でもボタンにするにはフェルトっぽい素材で、かなり生地が厚手すぎ!

下釦の金物を押し入れるカートリッジの上に更に板を置いて、板に全体重をかけて押し込んでようやく入りました。
でも薄手の生地より仕上がりは質感もある感じで、安っぽくない仕上がりだから、適度な厚さがあったほうが出来栄えは良いのかもしれません。

こんなに大きいクルミボタンを作ったことがなかったけれど、けっこう存在感あってカワイイですね。
ボタンの面積内で様々な表現が出来そうで、色々作ってみたくなりました。
洋服用に使う大きさというより、アクセサリーとか小物のポイント使いに良さそうです。
posted by AKA at 12:35 | テキスタイル小物