2009年10月01日

ビーズ刺繍をした帯

アンティークの更紗模様の帯にビーズ刺繍をしました。
アールヌーボー調なのかアールデコ調なのかわからないのですが、色々な着物と相性が良くてすごく気に入っていた帯です。

刺繍帯091001.jpg

今回お太鼓とタレになる部分にビーズを沢山つけました。
実は初めから刺繍する計画があったわけではなく、やむにやまれず、といった事情からこうなったのです。

去年購入した縞の両面帯は裏と表で色調の違うものでした。
両方使えて確かに便利だけど、同じ着物に両方使う事はなかったので、相性の良い別の柄と組み合わせたほうが、旅行などの時にも良いだろうと作り変える事にしたのです。
で、この染め帯と組み合わせる事を選択。

染め帯は古いけど生地は生きてるから、一応軽く洗うか・・・と洗濯液に付けたら色が出なかったので、
「 5分くらい置いたらもっと良く汚れが落ちるかも 」
と欲を出したのがそもそもの大間違い。
タイミング悪く電話がかかってきて、話し込んで切った時にハッと我に返って帯の事を思い出して青くなった。
20分以上経ってるんじゃない?

猛ダッシュで浴室に駆け込み、盥から帯を引き上げたら、濃い色の模様がハンコを押したみたいに全体的に柄移りしてる!!!

「 ギャーーー(心の叫び) 」 ショックでヘナヘナとその場に突っ伏しました。

091001.jpg

もう廃棄するしかないくらいの大ダメージ。
でもものすごく気に入っている柄なので、被害の少ない所をお太鼓に持ってくるなどやり変えて、悩んだ挙句に柄移りした部分を中心にビーズ刺繍を上からしてみることにしました。
なんとか使えるか? 苦しいところですが・・・
ま、目晦ましにはなっているはずです。

作り終わった今でも、見る度に後悔の念でワナワナしてしまいます。
posted by AKA at 12:28 | 着物まわりの小物を手作り

2009年10月04日

整理整頓に強力な家具

趣味がクラフト系という人の悩みは、材料が無限に増えて収納方法に困る事だと思うのです。
しかも小さいものばかりだったりする。
今必要じゃないけど使いたい時がくるかもしれないから、良さげなパーツを見かけるとついつい買ってしまい、みるみる収拾のつかない事態になってしまう。

趣味で自分のものだけ作っていた時代ですらそういう状況だったので、売るものを作るようになってからの部屋は悲惨さを極めた・・・
そんな悩みのピーク時に出会ったのがこの箪笥。

薬箪笥091004.jpg

薬箪笥は前々から「いいなぁ〜」と思っていたけれど、ウン十万円。
工具やらドリルの歯やらファスナー・・・・・なんて物を入れるのは恐れ多くてできないなと諦めていた時に、超安価なコレとばったり遭遇したのです。
たしか5万円しなかった。

家具を買う時は出来とか材質とかキッチリ見て、一生使う気で悩んで購入派。
なのにコレは衝動買い。
価格が価格なのでクオリティーはまったく与件外!

『 見栄え良く工具をしまう 』

目的は唯それ一点のみ!
店員さんに声をかけられた時の最初の質問は 「 すみません、標準サイズのスパナがあったら計ってください 」 だった。
私の頭の中ではスパナか金槌が入る奥行きがあれば、長さはOK。
次は「 梱包テープありますか? 」
幅と高さはこれをクリアすれば巻リボン〜文具類はOK。
あとは手芸材料など細かい諸々の物だから何とでもなる。

収納091004.jpg

かくして無事審査を通過し、ヨコ5列タテ10段=50個の箱を入手出来ました。
沢山あるリボン類も奇跡的ピッタリサイズで見やすくなりました。
100円ショップの箱を色々工夫して過ごしていましたが、プラ箱に囲まれる生活にもおさらば。
細かい物を小さい箱に分類して収納し、その箱をまた大きい箱や引出しに収納・・・って方法は、戻すのが面倒で出しっぱなしになったりしやすい。
必要な時に引き出しごと持ってきて、済んだらスッと入れるだけ。
まだまだ解決していない材料も山積みだけど、かなり楽になりました。
posted by AKA at 09:57 | 布のアトリエから

2009年10月06日

帯揚げの色

帯揚げって少ししか見えてこないのに、色次第で着物全体のコーディネートの印象が変わってしまうので、色々な色があったほうが便利。
帯揚げは何十枚あっても万全という事にならないけれど、比較的買いやすいお値段なので、少しづつ増やすようにしています。

もともと絞りとか綸子などのフォーマルっぽいもののほうが多いので、今回は普段使い用の縮緬の無地を何枚か購入しました。

091006.jpg

青〜緑を強化しようと、ピーコックグリーン、薄い緑、薄い青が欲しい色だった。
簡単に買えるので“ 和の色帯揚げ129色 ”というネット通販サイトを利用しましたが、 『 色 』 重視の品物をPC画像で確認するのはやっぱりなかなか難しいのですね。
色名書いてあるので、それと写真をじっと見比べて5枚注文したのですが。

右、『 水浅葱 』 → ほぼピーコックグリーンで○
中、『 薄秘色 』 → 薄い青のつもりがどういうわけか薄い緑になった
左、 『 白緑 』 → 薄い緑と思ったけれど 『 浅葱鼠 』 にしか見えない

091006_2.jpg

左の 『 白緑 』 はネットの掲載画像コレだったのですが・・・
いくらなんでも違いすぎないか? すでに似た色持ってるし・・・
タグの品番は違っていないようなのですが。

他の色もオッケーのと微妙なのが届いたのですが、こっちは手持ちの色とかぶっていなかったので良しとしよう。
白っぽい色ほど写真に色が出にくいので、そういう色以外は大丈夫そう。
結果は4勝1敗。
安いので使わなければ誰かにプレゼントしてもいいし、生地も厚手だったし、凄い色数から選べるって他にない魅力ですから。
また別な色も注文して、そのうち必要な色が埋まっていく事でしょう。
posted by AKA at 12:41 | 和装小物について

2009年10月09日

チェックの着物の色合わせ

秋らしい着物の色合わせにしようと思い、緑とオレンジと黄色の格子柄の着物にしました。
帯は同じ色系統でコーディネートしようと思ったので、緑・オレンジ・黄色で刺繍されているものです。

着物091009.jpg

ハラミュージアムアークに納品しに行くという岡野優さんに便乗してAKA+Hも秋モノを納品させてもらおうとご一緒しました。
かなり観光バスなども多かったし、少しだけ葉っぱも色付き始めたみたいで、秋だなぁ・・・とすっかり行楽気分になりました。

ハラミュージアム1009.jpg

納品・・・と言いながらも絶対にカフェを利用させて頂きます。
写ってないけどオススメなので説明しますと、右は全面ガラスになっていて、広ーーい芝生と磯崎新建築が一望です!
ものすごく気持ちの良い贅沢空間なんですよ。
posted by AKA at 12:59 | 着物コーディネート 紬

2009年10月13日

緑色のハンター

昆虫って大抵捕まえるとジタバタ暴れるとか、一目散に逃げ出すとかするからコミュニケーションなんて成り立たない。
でも螳螂は流石!
全く動じない。

不思議そうに首をかしげるとじーーっとこちらを見つめる。
顔と顔を接近させると怒ったように立ち上がって威嚇ポーズをとったり、手に乗せても平気で眼球のお手入れをしていたり、鎌と指でハイタッチしてくれたり・・・生きたオモチャみたいで楽しい。

螳螂091013.jpg

子供の頃から女子のくせにカマキリが大好きで、家にも連れて帰り、ちょっとゴハンを食べてる間に見失うと
「 まっ、いいか 」
と放置したままテレビなんか見始める。

かくして翌日、窓をを空けようとカーテンに手をかけた母とカマキリが対面し、悲鳴が家に響き渡る。

成虫ならまだしも、冬の間に卵を発見して嬉しくて家に持ち帰り、そしてまた忘却の彼方へ・・・
またまた母の恐怖の絶叫!
しっかりカマキリの形をした僅か数mmの大群があっちにもこっちにも!

これには私も流石にゾッとしましたが、猛烈な説教のほうが堪えた。

一度に二匹捕まえて虫篭に入れておいたら、翌日一匹に。
「 一匹逃げたぁ〜 」と父に報告すると
淡々と 「 ああ、食べられたんだろう 」 となんでもない事のように共食いの事実を知らされた。
「 カマキリはね、メスのほうが大きくて強いんだ!オスなんか餌食になっちゃうんだぞぉ 」
と何やら意味ありげに説明するもんだから、想像するだけで怖かった。

いや・・・一番怖い思いをしたのは恐らく食べられた小さいほうの蟷螂。
「 何でコイツと狭いカゴにぃぃぃぃ !」
って恐怖心を察せられなかった、ゴメンよ・・・ “ 虫篭の中でお食事真っ最中 ” というグロテスクな光景を目撃しなかったのは不幸中の幸いだった。


BBQの最中カマキリに出合ったので、ちょっと遊んでみたりする。
おっきなお腹をしたオオカマキリ。
もうすぐ卵を産むんだね。
十分遊んでもらってから、エサがいっぱい居そうな茂みに帰してあげました。

BBQ091013.jpg

そして人間の食事・・・。
共食いはしないけど、相当グロテスクなものを食べてるじゃないの。
posted by AKA at 17:41 | 色々な時間

2009年10月15日

普段着の着物

その着物、頭の上に薪を乗せて運ぶ人みたいじゃない?

絣織りの着物の時そう言われて、“ 要するに田舎くさい着物 ” って言いたいのかと思いきや、どうやら 『 大原女 』 が思い浮かんで言ったようでした。
実物と見比べればアイテムは全然違うけど、“ 何となくこんな人だった ” という曖昧な人間の記憶を基準にすれば、なるほど! 確かに雰囲気は同類かも。
絣織りと前掛けってキーワードで記憶されていたんでしょう。

確かに三千院の門前でシバ漬け売っても馴染みそうだ。

着物091015.jpg


こんな格好でホント失礼します。
最近部屋着の着物に対して、どんどん楽チンな方向性に向かっていまして・・・。
特にまだ重ね着の必要がないとなると余計にそうなってしまいます。

長襦袢も着ないでウールの着物を着て、楽チンの究極で兵児帯をグルグル。
子供かおじさんのよう・・・

兵児帯結ぶ時、普通は二巻きして後ろで蝶々結びだろうと思いますが、それだと結び目がちょっと重いので、三回巻きしてからチョコッと先を結ぶと緩まないのです。
エプロンすればどうせ隠れちゃうし実用性重視になってます。
posted by AKA at 12:31 | 着物コーディネート 普段着