2009年04月18日

小紋に合わせる帯は

柄が全体にごちゃごちゃしている小紋については以前から帯合わせが悩みの種で、ここのところ柄モノ小紋を克服すべく色々着てみています。
無地感覚の小紋、無地に飛び柄の小紋は着物コーディネートが楽だし、今はそういう着物が多いけれど、ちょっと前の母親世代の着物は総柄のものが結構あって、是非活用したいと思っているのです。

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着物コーディネートでは柄の中の少量使われている色を帯に選ぶ、というのがすっきり収まる無難な選択とされていますが、この着物の場合はどの色を選んでも濃厚な印象になります。
季節が秋ならいいのですが、春はできるだけ軽い印象のもののほうが季節感に合いそうです。
ですから今日は着物全体のイメージ色より、明度を高くした帯を選びました。

グリーンの印象の着物に、薄いグリーンの無地感覚デザインの帯。
帯の模様部分は着物の模様に使われている黄緑・朱・黄色・白が、ポイントで使われているので、着物と帯が明度違いで同じ色構成になっています。
着物自体が信号機と同じ配色で、濃厚この上ない印象なので、これ以上一切他の色を登場させたくない・・・って心境です。


柄の印象が強い 小紋の着物の帯選び

2009年04月21日

植物模様のヘアアクセサリー

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花、草、鳥などのモチーフに、刺繍を加えてヘアアクセサリーを作りました。
“ キャッスル ”という新作テキスタイルプリントの一部分です。

アクセサリー作りって楽しいので、他にも色々作ってみたいな・・・と、いつも思っているものの、作業の優先順位が低ランクに設定されてしまっている為に、なかなか行動が伴わない。
作品から離れて、「 自分の帯留めにパールのを作りたい 」 と淡水パールも金具も用意してあるにもかかわらず、ずーーーと収納されたままという現状からしても、アイテム増やすのは難しいかもしれない。
せめてヘアゴムからの変化球でヘアクリップとか、ジリジリとでいいから仕様を拡大していかねば。

ふとした時間の途切れに刺繍糸を取り出し、ここにはこんな色を・・・と、たった一つの為にあれこれ考えるのもリフレッシュになりますね。
小さいから、ずっとかかりっきりになる事はないので、悩みを明日に持ち越すこともなく、暫し集中すれば完成。
こればっかりやりたいと思うくらい楽しい。
posted by AKA at 18:26 | テキスタイル小物

2009年04月23日

着物で車の運転

着物を着て外出中に 『 今ワタシ注目されてる?・・・・ 』 と感じる瞬間、それは車を運転している時なんです。
普段着物を着ない方々( つまり国民のほとんど? ) 男女年齢問わず、“ 着物を着て運転はできない、っていうか、ありえない ” と思っているフシがあります。

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私は着物のまま、京都とか何百キロも離れた観光地まで運転します。
着物の形状は激しい動きには不向きなので、走る、飛ぶ、跨ぐ、回転する、などの運動には確かに適してないです。
しかーし、車の運転には上記のような動きは含まれていませんし、あえていうなら運転は運動ではありません。
イブニングドレスでも着物でも、まったく問題なくハンドルも回せるし、ブレーキも踏めるし、ギアも動かせます。
着物を着てるとハンドルさばきが悪くなるとかもないです。
着物もドレスも要するに肝心なのは足元、運転中は別の安全な履物に変えればOK。

私が運転席から降りると一斉に視線が集まったり、一人で運転席の鍵を開けていると発車するまでジーーーと見られることもあります。
信号待ちをしている時、対向車や並びの車の人が 「 ねえねえ!見て!着物のヒトが運転してるよ 」 と車内で私の方を思いっきり指差すのがハッキリ見える事もあります。
もちろんその声が聞こえたわけじゃないけれど、そこまで堂々と指さされたら想像は容易です、車に問題はないし、他の理由もまったく思いつかないんですから。

運転はできないだろう・・・くらいならまだイイほうかもしれないですね。
「 トイレは行けるの? 」 とか、「 食事入んないでしょ?」 とかも言われます。
もちろん公衆トイレにも入るし、食べ放題のバイキングに行ってアレコレなんでもガツガツ食べます。
どうも着物を着たらなーーーんにも出来なくなると思っているヒトが多いみたい。
この間も 「 やばっ、電車着てる! 」 と駅のエスカレーターを駆け上がり、ピョーンと飛び乗りセーフだったのですが、乗客のほとんどが驚いたような視線を私に向けた。
駆け込み乗車をする着物オンナっていうのは、相当皆さんの想像外だったのかな? お行儀の悪いまねをしてしまい反省です。
posted by AKA at 12:45 | 着物いろいろ話

2009年04月26日

春の香りが過剰な餅菓子

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植物の香りが強い和菓子が苦手、桜餅・草餅・柚子餡・ずんだ餅・・・。
春のこの時期、当然のように食べる機会が多くなる。

これが木の芽和えなどのノンスイーツな品目になりますと、「 修行だ・・・ 」 と思いながら、我慢して飲み込む事になるのですが、体が甘味で出来てるかと思うくらいスイーツを摂取している生活ですので、甘みがあれば苦手なものでも一応食べれます。
口の中で最初に香りの強い餅部分を飲み込み、後で餡の味で香りをリセットするという事を繰り返しながら頂くのです。
他人のお宅でそれらのお菓子が出てきた時は、きっと季節感を演出しようと細やかな配慮をして下さったのだなと、好き嫌いはさて置き、とてもありがたい気持ちになったりします。

但し自分の家で、季節の恒例行事同然とばかりに “ 長命寺の桜もち ” をお茶請けに出す母にはあきれます。
毎年毎年「 ほら、桜もちよ♪ 」と長命寺やら伊豆の松崎のものやら、まるで私の好物だと言わんばかりに目の前に置かれると、いいかげん覚えてよという気持ちになってしまう。
「 ねぇ、私は柏もちが好きなんだけど 」
と主張すると、あんな特徴のないものの何がいいのだ?と反論される。
そのアッサリ感がいいんじゃないの、分かってもらいたい・・・。
草に包まれているのに、お餅の邪魔はしてないし、餡もあっさりしているし、桜餅みたいにしょっぱくない。
ガンバレ柏餅!
posted by AKA at 09:31 | 色々な時間

2009年04月28日

最初に選んだ名古屋帯は

コストパフォーマンスの良い帯というテーマで順位をつけるとしたら、この名古屋帯を一番にしてあげたい。
私が10代の頃に、一番最初に与えられた名古屋帯で母の選択条件を満たす一本だったようです。

● 10代の着付け初心者のワタシが、着付けの時や着ている間に帯を触りまくっても、手垢汚れが目立たない黒地。
● 扱いやすい適度なハリと軽さ
● 使える年齢が長い
● 季節をイメージさせない抽象的植物模様
● 幾何学柄〜花柄まで、合わせられる着物が多いデザイン
● コーディネートしやすい中間色で配色されていて、色の偏りがない

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10代の頃は派手なオレンジ色の着物に合わせていたのが、ピンク系と合わせるようになり、今はイエロー系や明るいグリーン系と合わせています。
多分この先は水色などのもっと大人しいものになっていき、モスグリーンやグレーがかったものとコーディネートするようにすれば、まだまだ使えそう。
ガーリーな雰囲気のデザインなので、おばあちゃんになったら無理っぽいけど・・・。

結婚前に着る着物って、それ以降の着物選びとは全然違った視点になりやすいから、10代で作った女の子らしい着物は、普通着るのは20代くらいまで・・・当然もう全部着られない。
でも帯はすごく長く付き合えるから、着物よりもずっと熱っぽい視線を向けて選んでしまいます。
私はあまり好みが変わらなくて、心から愛した品は一生涯いつ見ても愛情を感じられるタイプなので、一番最初に自分のストライクゾーンにはまる帯を選んでもらえてラッキーだった。