2009年04月02日

クリーミーなマーマレード作り

マーマレードは皮と果肉のみで作るのが一般的ですが、私は中袋まですべて使ったマーマレード作りをしています。
この作り方のほうが、味がまろやかでクリーミー、きれいな黄色の仕上がりになるような気がします。
そういう作り方に変えたきっかけは、軽井沢の “ 沢屋のマーマレード ” がお気に入りで、一般的マーマレードのレシピを何度試しても気に入ったものにならず、沢屋のマーマレードをよくよく見るとかなり不透明で白っぽいことから、丸ごと全部を柔らかく煮るとこうなるのかもと気付いてからです。

マーマレード090402.jpg

無農薬のオレンジを国内で入手するというのはかなり困難なことなので、ワックスを徹底的に取り除く作業をして使用します。
でもその前に、一番大事な決め手は作り方ではなくオレンジです、もちろん。

●中袋がものすごく薄くて、袋ごとたべてもまったく口に残ることなく無くなる
●外皮がネーブルやみかんのように薄い
●種がほぼない

この3点が譲れない絶対条件です。
オレンジの味自体は甘いほうがもちろん望ましいですが、甘みや酸味は後から果肉やジュースで補助することは可能なので、あくまで食感を重視して選びます、無視して作ると 『 ゴミ入りマーマレード 』 になります。
「 さぁ作ろう 」 と思い立った時買ってきて作業という事は出来ないのが難点、専門業者じゃないから自分で適したオレンジを探さなくてはならない。
一袋もしくは一個だけ買ってきて、味見をします。
条件に満たないオレンジの場合は、その店舗で扱うシールのブランドはその年は不向きだったということで除外。
2月頃から色々買って探しますが、去年はとうとう初春の柑橘シーズン内に気に入るものに出会えなかったので、マーマレード作りはあきらめました。
去年の保存分が無いので今年こそなんとか!の思いから、満足度80%くらいのオレンジで妥協しました。
ほんの少しですが、苦味を感じる皮だったのが残念、毎年毎年勉強です。

さて、購入したオレンジを熱いお湯に漬けておいてワックスを浮かせます、そして薄めた洗剤で食器を洗うようにスポンジで磨きます。
濯いだら熱湯にくぐらせ、洗剤で二度目の洗いをして、濯いでから今度は熱湯で1分ほど茹でます。
そのあと乾いた布で表面を磨いて念には念を入れます。
あとは丸ごと全部を切って煮るのみ。
ここで更に望ましいのは出来るだけ薄く切る事なので、半分にして、種が無いかチェックした後スライサーにかけます。
薄いほど食感が良く出来上がりますよ。

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posted by AKA at 12:20 | 色々な時間

2009年04月05日

普段着の水玉の着物

水玉模様の着物はぶらぶらと近所を散歩したりする場合、リラックスムードがあるので、普段良く着ます。
とくにコレは着心地が満点なので、子供っぽい雰囲気なのにもかかわらず、つい着ちゃうのです。
普段着は着心地重視。

着物090405.jpg

塩沢お召しの、かなりシボが高くて風合いの柔らかい着物。
お召し着物は縮緬や一越のように重いものもあるし、これみたいにフワッとしているのもあったり、当然の事だけど産地や作り手の違いで着心地は一枚づつ違っていて色々ですね。
気楽な調子に相応しく、着物合わせは気を使わず、手に取った帯を合わせたりしてその日気分で。

着物コーディネートとか、そういうなにか着地点を見つけ出す作業はまったく不似合いな着物とでもいうのか。
合っていても合っていなくても 「 あっ、そう 」 って空気があるので、着ているこっちも気が抜けます。
posted by AKA at 10:30 | 着物コーディネート 紬

2009年04月10日

Tシャツのプリント

ミナレットや城壁をイメージしたお城柄のテキスタイルプリントです。
今、夏に向けて定番柄や新作柄のTシャツプリントを制作中。
桜が終わる頃になるとニットに別れを告げて、スルスルした肌触りのものが欲しくなってきます。

Tシャツ090410.jpg

写真のプリントはグレーベースにピンク×ライムグリーンの補色関係の色の組み合わせ。
顔に近いところに模様があるとカジュアルな感じになりますけど、裾模様の配置はジャケットやカーディガンのインナーとしても使えるので便利。
グレーの他、モーブやアプリコット系も制作します。
定番の花模様にスパンコールをつけたタイプも色の検討中。

柄モノ万歳! な季節到来でウキウキしています。
もちろん、同じ地色でも一枚づつプリントカラーは違ったものにする予定です。

posted by AKA at 12:27 | テキスタイル-絵のような布

2009年04月11日

歴史博物館と佐倉散策

『 錦絵はいかにつくられたか 』 の展示が見たくて、佐倉の国立歴史博物館へ。
浮世絵も他の展覧会で多く見かける花魁系と少し違った目線のコレクションで、大店の広告とか面白いものがあったりする。
流石に国立って事だけあって、常設展示も見ごたえがあった・・・何で今まで来なかったんだろう?
成田山はお参りに行くことが結構あったけど、特に目的がなかったためか佐倉へ出かけるのは初めてだと思う。

佐倉090412_2.jpg

古代から昭和までの風俗や建物や街並やらが再現されていたり、難しい薀蓄無しで、楽しく見られるように工夫されていました。

佐倉090412.jpg

その後、武家屋敷とか旧堀田邸へ。
NHK大河ドラマ『篤姫』で、老中・堀田正睦を辰巳琢郎が演じていて、ゆかりの地として佐倉藩が取り上げられていましたが、TVで初めてこんなトコあったのねーと知ったのでした。

しかし、桜の終わり頃という季節にもかかわらず、猛烈に暑かった! 完全に日差しは夏ですね。
佐倉あたりだし・・・と藍の大島紬という軽装で出かけたにもかかわらず汗かきそうになった。
コレで暑いとなったら、何着ればいいというの?
もしかしてもう単衣の襦袢にしなければならないのだろうか?
posted by AKA at 12:22 | 着物いろいろ話

2009年04月14日

庭に花のカーペットを

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家の敷地に土がむき出しになっているスペースがあったら、グランドカバープランツで覆うと素敵になるのですが、ただ緑になっているだけでなく、大きな花まで咲くとなったらすごく嬉しいですね。

一昨年の秋に植えたアジュガが着実に大きくなっています。
ルーフガーデンなので生息範囲が限られていますが、地植えだったらきっと猛烈な勢いで地面を覆うだろうと思います。
かなりガツガツと勢力拡大に勤しむタイプの植物です。
前年に育った株元から、高さ15〜20cmの花穂が出て、下から順に咲いていきますので、秋に切ったり植え替えたりせず、春まで株を大事に育てると沢山花が咲きます。

ガーデン090414_2.jpg

これは去年の写真。
植えた翌年だった為、株数が増えずに4本しか花が咲きませんでしたけど、今年は許容範囲全体で咲いています。
シソ科の植物はかなり丈夫なので育てやすいですね。
以前の記事 “ ネコよけ対策の植物 ” でミントの地植えの事を書きましたが、もうあっという間です。
アジュガは寒さに強くて、冬の間も葉が枯れて無くなる事はないので、花を楽しめるグランドカバーには最適です。
posted by AKA at 12:26 | 植物の色

2009年04月16日

派手な帯揚げを染め変える

10代から使っている原色ハデハデな絞りの帯揚げを地味な色に染めたら、使えるものになるかな? って思ったのです。
なんだか10代は “ ふっくら帯揚げ ” が決まり事みたいに、絞りのものばかり何色もあって、しかも総絞りの物ってモコモコしていて収納スペースも必要。

まずは一番派手で、存在すら箪笥の中で異様に感じられる濃厚ショッキングピンクの帯揚げから試す事にしました。
カーニバル並みに派手な色だから、滅茶苦茶になっても 「 あー失敗失敗 」 とさっさと捨てて忘れられる。
絞りを湯に漬けたら伸びちゃうんじゃないか、と心配してしまいますが、絞りってそんな事ぐらいじゃ無くなったりしないものです。

帯揚げ090416.jpg

薄い焦茶色の染液で、くすんだ色に変えました。
まだ染め直していないオレンジの帯揚げと比べると若干伸びた感じですが、私としてはこのくらいは許容範囲。
きついピンクの色が少し抜けて、地色に茶色が入りましたので、ショッキングな色では無くなったかと・・・コレはスカーフとして使うつもりです。
オレンジや普通のピンクの染め変えなら、帯揚げに相応しい色に出来そう。

家庭用からプロ用まで染料は色々ありますが、個人的に使いやすいと思っているのは、 “ SEIWA ” という大手染料メーカーで出している 『 ローパス 』 というシリーズです。
製品染めに関しては今まで使った中では最も信用できます。
以前、緑色のコットンワンピをグレープ色に変えるという無茶な計画を実行しましたが、先染め生地みたいに問題なく出来たくらい、ムラなく染まる染料です。
H氏がやるとしたら、染料と助剤を使って染めて、その後、蒸す工程とかありますが、普通のご家庭では無理でしょう。
私とて染めに関しては同じ事、いちいちH氏にああしてこうしてと言うのも面倒だから、思い立った時にすぐ少量から染められて、簡単に確実にムラなく!が一番良い。
私は東急ハンズ渋谷店で買っていますが、染め物に詳しくなくても染め方の手引きがおいてあるので安心です。

ローパスには、タンパク質繊維用の “ Aタイプ( イルガラン染料系 ) ” と、植物繊維用の “ Dタイプ( シリヤス染料系 ) ” があります。
絹やウールに使う“ ローパスA ” は、酢酸という助剤が必要ですが、無くてもお酢で代用出来るので特殊な助剤は必要ありません。
本当は煮て染めるのですが、絞りの帯揚げを煮ちゃうまでの勇気は無かったので、熱いお湯に漬け込む方法でやってみましたが、帯揚げ程度なら全然問題なさそうです。( セーターを染める時は絶対煮るのですが・・・ )
手引きにも書いてない注意が一つ、複数の染料を混ぜて色を作る場合は、色同士をムラ無く混ぜる助剤が必要なので、1枚か2枚だけやりたいような場合は単色にするのが無難だと思います。
posted by AKA at 12:08 | 着物のお手入れ 着付け