2008年09月17日

精密図形宇宙的

図形トリックっぽくて、SF的にも感じる想像の世界を絵にした布のポーチ。
ハンドメイドスクリーンでは限界の細かな模様のテキスタイルプリントです。

ポーチ080917.jpg

こちらのテキスタイルプリントは男性の方も気に入って下さるので、スペーシーな雰囲気を面白がって見てもらえるのかもしれません。
男性っていえば鞄売り場や小物売り場でも、男性用ポーチのコーナーがあるのを見たことがない気がするんですが、男の人って細々した日常の品々をどう持ち歩いてるんでしょう?

鞄・靴・ベルト・財布・名刺入れ・キーホルダー・・・大体売ってるのはそういうアイテムですかね。
メンタムリップとか目薬とか男性はポーチに入れないのか? あんまり出し入れしてるところを目撃したことがない。
ビニールにでも入れてる?
無造作に鞄に放り込んでる?
小さいものは何でもとりあえず洋服のポケットに突っ込む?
もしかして、そういう細かい物は持ち歩かない?

なんだか急に気になってきました。
ポーチは図案によっては男性の方も買って下さるので、今度恐る恐る聞いてみようかな。
posted by AKA at 12:45 | テキスタイル-絵のような布

2008年09月19日

油絵みたいな着物

着物をキャンパスにしたみたいに、絵画的な柄の着物が流行った時があった。
“ アルプスの風景 ”とか“ 東山魁夷風 ”とか・・・やたら叙情的な雰囲気で具象的な感じの訪問着を見たことあるし、多分この2枚もそんな時代の花模様だろうと思います。

縮緬着物080919.jpg

着物は 「 古臭くて着れない 」 と言うような事はあまりないし、短期間で目まぐるしくスタイルが変わっていく洋服のような変化はないけれど、やっぱり柄の流行ってあるんですよね。
母のお下がりの高度経済成長時代の小紋柄の着物は、私にはコーディネートしにくい物が多い。 ( 母個人の箪笥事情かもしれないが )
着物だけ単品で見るといい柄だと思うのだけど、『 この着物にはこの帯 』 みたいにピッタリ収まるもの以外の組み合わせを受け付けない感じがする。
当時の趣味性を追求した結果かもしれないけれど、それに比べると最近の着物の柄はあっさりしている。
着物は滅多に着なくなったから、1枚で何通りもコーディネートしやすくする為か、洋服の人達の中にいても溶け込みやすくする為かもしれない。

そういう今の流行からすると、この花模様の縮緬は着物にしたら自分も周囲も困惑するほど派手だろうな・・・
植物が絵画的にコッテリ表現されてて個人的には凄くスキな感じなんだけど、妥当な結論は帯に仕立てる方向性でしょうね。

お召し・紬などとコーディネートはしやすそう!
旅行に便利なように腹合わせにして、帯一本で二通り楽しめたら便利だ♪

そういう使い道を思いついたところは良かったけど、同化するぐらいあまりに似た感覚の柄で、昼夜帯みたいにしても昼夜の違いなんて無さそうだ。
表でも裏でもどちらを使っても、全体的には似た雰囲気のコーディネートになる腹合わせの帯なんて、便利かどうか微妙ですよね。
posted by AKA at 17:57 | 着物いろいろ話

2008年09月22日

革の木ノ葉のステッチを縫う

革を使って模様を作るのは布を使うより始末が楽で綺麗。
でも革にステッチを加える時、“曲線キルターで縫う?”“手縫いで縫う?” と作業の度に悩んでしまいます。

革縫製080922.jpg

バッグの本体を組み立てる縫製部分は当然ミシンで縫うのですが、こういう飾りを目的としたステッチは葉っぱの幅にピッタリステッチ幅が収まらないと綺麗に見えない。
微調整を考えると刺繍のように手縫いかな・・・と革を縫い始めるけれど、当然、手は疲れるし肩も痛くなる。
終わる頃には 「 やっぱりミシンを使って縫えばよかった・・・ 」 と思ったりします。

『 曲線キルター 』 はその名の通り曲線ラインをキルティングする為の刺繍用ミシン押さえです。 ( 存在も知らないという方の為に念のため )
曲線キルターはフリーに縫うものを回して自由にステッチを作る道具で、ミシン針と連動して針が上がると程なく押さえが解除され、その瞬間に自分がココだ!と思う次の縫い目まで任意の位置に移動し、針が降りてくると押さえが先に下りてシッカリ生地を挟み、通常の様に縫えるようになっている物です。

針が上がる → 解除 → すばやく生地移動 → 押さえられる → 針が刺さる
そのリズムは餅つきに似た感じ・・・縫う人のリズム感も必須!
モタモタしたり動かし方が悪いと、無常にも見当違いの場所に針がブスッ。

曲線キルター080922.jpg 曲線キルター080922_2.jpg

もちろん写真のような押さえの動きは押さえのレバーを下げた状態で自動的に繰り返されます。
自由な位置に移動するということは、送り歯を完全に無くさないとダメなので、送り歯の高さが調整出来るプロ用ミシンにしか付けられないかもしれません。
それと、送り歯がある時のように自動で均等間隔の縫い目が仕上がるものではなく、すべて自分の手の細かい動き次第なので、かなり緊張感漂う道具です。
posted by AKA at 12:37 | 布のアトリエから

2008年09月24日

リゾートイメージの花

フラワー080924.jpg

バリのリゾートホテルの瀟洒なロビーに足を踏み入れると、オーナメントか? と思うほどの大きさでこの花が大量に活けてある。
センスよりも量で勝負! といった感じで出迎えられるのだけど、グラジオラスだけで活けるという潔さが意外とスッキリ感があって、オリエンタルなインテリアと開放的な空間には相性良いから不思議なものだ。

私はアジアリゾートで目にするようになるまで、グラジオラスの花はどちらかといえば興味のない花だった。

ゴワッとした頑丈そうな質感
一本調子のシルエット
フラットな色
私的にはどこにも愛眼する要素が見当たらない・・・

南国では市場の事情で花材の選択肢が少なくて、組合わせで美しさを表現する方向性に向かえなかったのかもしれないけど、グラジオラスの長所は量感だったのかと初めて気付いたのだった。
とにかく花は贅沢品という日本から来た者にとっては、グラジオラスの束が柱の如く廊下を等間隔で埋めている光景はちょっとワクワクする感じなのだ。

久しぶりに頂いたグラジオラスを見て、そんな光景を思い出した。
テーブルに置いた大きなグラジオラスが我が家の狭い部屋の中で窮屈そうにしていて、改めてこの花が日本の寸法に不似合いなことを認識させられた。
posted by AKA at 17:55 | 植物の色

2008年09月26日

苦手な柄の着物を克服する

全く着る気にならない柄の着物って誰だってあるもの。
私は昭和に流行った“ モダン柄 ”とも言われている図形を組み合わせた幾何学的な着物が大の苦手、多分今の感覚からすると帯合わせも四苦八苦するし、こういう着物をコーディネートするのが好きだという人は少数派だと思うのです。

着物080926.jpg


モダン柄よりもっと古い時代の大正ロマン風となると、文句無くカワイイし可憐だと思うし 、近年の着物の柄はさっぱりと上品で清楚。
上手く言えないけれどお嬢様&奥様の 『 健全 』 なイメージがある。

それに対してモダン柄はなんとなく 『 場末っぽさ 』 を感じるのは私だけ?
ちょっと言い過ぎかもしれないけれど、着ていてちっとも明るい気分にならないのです。
尽くした男に捨てられて、呑み屋のバーカウンターでウイスキーを煽る不幸なオンナ・・・にでもなったかのような錯覚に陥る感じです。

この間お茶漬けのCMで、超地味な老人のような着物に品の良いピンクの半衿をゆるーく着付けた木村佳乃の姿が目に止まりました。
あっ、多分このグレー系ピンクならイケる・・・と苦手モダン柄の事が思い浮かんだので、季節も丁度良い頃合なのでなんとか組み合わせてみる。
少しだけ自分の中で場末感が薄まった気もするけど、この着物が好きになるまでの問題解決にはならなかった気がします。
posted by AKA at 12:20 | 着物コーディネート 紬

2008年09月29日

着物とスカーフの相性

ダリアの花モチーフのスカーフを着物に合わせてみました。
最近はケープ、ベルト、ブーツなど洋服小物を着物とコーディネートしたりするから、スカーフやマフラーぐらいはもう当然アイテムでしょうか? 秋の着物はそんな風に小物を色々コーディネートして濃厚な感じに出来るのが楽しいです。

着物080929.jpg

植物模様のプリントテキスタイルは、着物と組合わせやすいと思います。
“ 表面 : テキスタイルプリント × 裏面 : キモノ柄 ” というリバーシブルで制作しているので、和・洋、好みの分量でまきまきします。
こんな冷え込む日にちょっと首にグルグルっとするだけで、随分体温調節できるものですね。

突然 「 ハイッ、今日から秋ってことで! 」 って気温が急降下したものだから生活状況が全くついていけてません。
普段着の着物も洋服も、夏物が箪笥を占拠してるので、茶箱の蓋だけ無理に持ち上げて、一番上のウール着物を隙間から引きずり出した。
衣替えしないと、しないと、しないと・・・と一日伸ばしにして1枚づつ何かを引っ張り出すのはもう限界ですね。
posted by AKA at 17:53 | 和装小物について