2008年01月17日

普段着の着物

塩瀬の帯はオトナになったら締める帯。

ずっとそういうイメージがあったので、自分が大人かどうかの判別がつかないまま時が過ぎ、塩瀬は箪笥にしまったまま出番がほとんどない。
もちろん総務省の基準からすれば私はずっと前から大人ですが、自分の中の 『大人感』 には自分自身が当てはまっていなかったのでしょう。

でも、塩瀬帯のある種サッパリ感がある色柄は普段着にこそ生かされるかな?と最近思うようになってきました。
もちろん普段着という名の正絹紬に合わせるのが正統的使い道でしょうけれど、正真正銘に家用普段着物が一番サッパリと着たい着物なので、塩瀬が汚れやすい生地にもかかわらず使ってしまおうと思っています。

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家にいる時お太鼓でいると寛げない、という方には不向きな帯ですよね。
私は腰痛持ちで、腰周りがしっかりしているほうが良いくらいなのでまったく気になりませんけれど。

2008年01月19日

江戸小紋の着物

江戸小紋は控えめだから、イメージをあれこれ変えやすくてどうにでもできる、自由度の高い着物で便利ですよね。
無地着物の感覚で、色々な色のものを持っていてもいいくらい。

今日の江戸小紋は極麻の葉紋様ですが、まったく同じ模様、生地で色違いで2枚あります。
多分同時に2枚作ったのかもしれませんが、母のは紅樺色、祖母のが朱華色という濃淡違いの似た色の2枚で、母と祖母はそれぞれ自分のを着ていたから、なんとも思わなかったでしょうけど、受け継いだ私としては同じ着物が2枚あるとしか思えず、損した気分になりました。
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写真は祖母の地味目な色のほうなので、刺繍衿と刺繍帯を合わせてハッキリとした印象の赤い椿柄の帯にしました。

2008年01月21日

効率的な型紙を目指す

デザインやカタチを考える時に、完成したときのディティールばかりイメージして作業していき、いざ制作、となったらまったく効率よく材料を使えないパターンだった、という事があります。

でも散々あちこち削いだり、曲げたり、縮めたりをミリ単位で考えた末に、やっと気に入った型になった経緯があるから、材料はかなり無駄が出るけどしかたがないかな。
そんな風に最初の1個目を制作する時点では納得するのですが、2個目・・・5個目・・・と作るうちにだんだん納得が疑問へと変化していくことになる。

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例えば革の場合、もともと生き物が材料の為、大きさや凹みが毎回まちまちで、必要な型紙すべてをタテにヨコにナナメにしたりと毎回シュミレーションをしてカットしないと、気の向くままに切出していたらかなりロスします。
直線構成の型であれば理想的ですが、変化を付けるためにはカーブは必要な要素なので内カーブの寸法内に別型が収まるようにしないと、複雑になればなるほど無駄も増す一方で、カットの苦労も比例するようです。
posted by AKA at 08:41 | Comment(0) | 布のアトリエから

2008年01月23日

プリントテキスタイルのポーチ

今回ポーチを制作する予定のテキスタイルプリントは大きいモチーフ柄のものが多くて、最近のAKA+Hの傾向が出ている感じがします。

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今まで定番になっていたポーチより、少し横に広いサイズになっているタイプもあり、大きさは三段階で作る予定です。
「 小さいほうがコロンとしてて可愛い 」
とおっしゃる方もいれば、
「 少しでも大きいほうが物が入ってイイ 」
という方もいますので、使い方によって少しだけ選択の余地があります。

でもプリント生地は一点ものがほとんどなので、同じ柄でサイズを選んで頂く事ができないものですから
「 こっちのカタチでこの柄・色ないですか? 」
という質問を受ける予感も・・・。

2008年01月25日

こんにゃく大福

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こんにゃく大福、というお菓子を頂きました。
ネーミングからすると餅がこんにゃく? それとも餡がこんにゃくなのか?!
普通そういう風に考えるじゃありませんか。

ビックリするくらい蒟蒻の存在は無視された味わいと食感です。
( モチクリームが一番近いかもしれない・・・ )
餅にこんにゃく粉が入っているらしいのですが、あまりに消極的な使い方で、美味しいのだけれどインパクト無さ過ぎてがっかりしました。
「 クリーム大福 こんにゃく配合 」 
私ならそういう商品名にすると思う。
蒟蒻を前面に押し出すのはヘルシーである事を言いたいのかもしれないけど、相当カロリーはありそうな味がしました。

例えば・・・オレンジがほとんど入っていないオレンジジュースの場合だったら、生産者は必死になって色や香りや味をオレンジに近づけようとするものだし、『オレンジジュース』と書いてあって、パインの味したらどう思います?
そういうセオリーからするとかなり逆な方法ですし、蒟蒻の味がしない事は多分お菓子としては 正解だと想像が付く・・・という皮肉な存在。
味を消してまでもコンニャクを、という入魂の一品でしょうか?
posted by AKA at 20:49 | Comment(0) | 色々な時間

2008年01月27日

ウールの普段着物

ウールお召しが素材の普段着の着物は、冬物のウール反物なのに薄い色なのであっさりとした着物合わせができて、帯び合わせも楽な一枚です。
銀ラメ模様のお召しってモダンな雰囲気の物が多いと思うのですが、地色がピンクだからギラギラ感があまり感じられなくて、むしろベーシックなくらい。

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春物みたいな外見とは裏腹にかなり厚手な着物なので、衿周りのボリュームがかなりモッサリと分厚くなってしまうから、ウール着物は素材によって昔の様にバチ衿仕立てにしたほうが、着易くなるものもあるかもしれないですね。

今日は花柄の染め帯を合わせて、なんだか珍しくピンクトーンになりました。