2008年01月04日

奥の庭

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あからさまでない特殊な雰囲気をもった「奥」という響き。
すごく特別な秘密めいたニュアンスを感じて、奥の庭という場所は限られた人だけが楽しめる密かな贅沢といえる庭なのでしょうね。

イギリスなどもバックガーデンは珍しくはないと思いますが、バックガーデンという言葉は、単に家の裏側という位置を言っているだけのようにしか聞こえないので、あっけらかんとした、子供とかがボール遊びするような快活な場所を思い浮かべます。
多分、奥の庭では子供がはしゃぎ廻ったりするのはご法度じゃないかな?

塀に囲まれて隠されている様な閉鎖的なデザイン、手入れに相当の労力と費用をかけた自慢の庭でも、人にみてもらおうと思わない潔さ。
昨今の住宅事情では奥の庭どころか、中の庭すら手に入れたくても遥かな夢のような場所です。
posted by AKA at 22:44 | Comment(0) | 植物の色

2008年01月07日

コンピューター図案は不可

コンピューターを使って図案を作れば、簡単にテキスタイルデザインの色分けや配色の検討が可能だし、何版に分けるかもレイヤー画面上でシュミレーションができるし、その上ずれたり、描き損じてもすぐにリセット可能・・・。

そういう方法は良く存じています。
でも、手描きの物とはやっぱり違うのですよね・・・なんとなく表情が。
時にはAdobeイラレを使ったりしてペーパーアイテム用に図案をトレースしたりしてますが、複雑に波打つH氏のタッチをどんなに原画通りになぞってみても
「ちょっと、勝手にパスを簡略しないでよっ!」
って状態になります。
後でパスを追加したりして、微妙に揺らめく人間の線を復元するのは大変。

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だからH氏は何度でも検討を繰返し、描き直しをするハメになり、何枚も根気強く描き分けて何版もスクリーンを作る・・・。

今年もコツコツと作業していきます。
まずは春の展覧会に向けて植物モチーフなど検討中です。

2008年01月09日

ソファがあるカフェで

ソファスペースのあるカフェは大好きで、特にこんなインパクト大な花柄があったり、色合いが良かったりするとなおさら蟻地獄のように吸い寄せられて、体脂肪のことも忘れスイーツを注文する羽目になる。

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もう・・かなりのリラックス状態になってしまいます、そしてうだうだと居座り、
「こんな靴欲しい」 だの
「こないだ食べた□□の○○は絶品」 とか
「今度は△△に行きたい」 などなどと
もうどうでもいいような内容の話を延々と女友達と繰り広げるのです。
ほとんど公共の場だということが忘却の彼方へと忘れ去られることもあり、かなり“我家”と化してしまう危険地帯。

こんなお客はいるし、スペース効率悪くて集客力低下するのに、あえてソファの有るゆとりカフェをやってくれる経営者さん感謝します。

posted by AKA at 21:01 | Comment(0) | 色々な時間

2008年01月11日

レザー制作途中

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リーフをイメージしたバックの、革の持ち手部分を一枚づつ手裁断でカット。
布と違ってミシンが要らないから自分で革小物を作る人も増えているみたいですが、量が多いと革の作業は手が痛くなって疲労困憊します。

4枚を一組で使用するので、1枚1枚を正確にカットしないと合わせた時に微妙にズレて、しかも曲線だけで成り立っているラインなので、どこかしらで帳尻をあわせることが難しい・・・。
切損ねると革が無駄になってしまうので、ひたすら集中、集中、の連続です。

こういう作業は絶対に自然光の中で作業しないと、革に付けたわずかな印を見逃してミスカットの可能性が高くなりますね。
型紙はかなり厚手でしっかりした透明のものを作って、合印をいくつも付ければかなりズレ防止になります。

日が短い冬場はカット時間が限られ、かなり慌しい作業になります。
posted by AKA at 18:56 | Comment(0) | 布のアトリエから

2008年01月14日

冬ぼたん

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花が少ないこの時期に花見を楽しめる貴重なイベント、上野東照宮の冬ぼたんが見頃になっています。

雪よけ用に藁をかぶってる姿が、袈裟の中に寄り添う雪ん子みたいで可愛い。
周囲のからっからの風景の中にありがたいくらいの綺麗さで咲いていてくれて春の牡丹とはまた違った風情のようなものを味わえるのがいいですね。

以前からこういう場に行くと 「年配の方ばかりだぁ」 と、かなり場違いに浮いている自分に気がつくのですが、周りを見渡して 「ワタシが最年少かも?」 って確率はかなり多い。

年をとると花とか植物が急に好きになるものなのか?
若い時には牡丹と芍薬の違いさえ怪しい・・・という人が、中年以降に植物博士みたいにウンチク語ったりしちゃうのだろうか?
確かにかなり癒される存在ですけれど。



posted by AKA at 09:07 | Comment(0) | 植物の色

2008年01月15日

革用の針

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革の縫製する時、個々使い勝手の良い針は違うと思うのですが、私の愛用は 【SKC社のレザー針】 刃先の形状が平形にカットされる感じですごくスムーズ。
14番という細さの割に、多分刃部分が良いのか硬い革でもスッと入っていく。
太さが14番しか出回っていない為に、折れる不安を感じて売れなかったのか?店頭から消えつつあり、すごく焦りを感じています。
気が付けばレザー用ミシン針は 【ORGANのレザー針】 ばかりに。
ともかく愛用の針は、東急ハンズ新宿店しか確認できてないくらい減った。

先日店頭在庫分全てを買占め、少々愚痴っぽく 
「 もうこちらしか見付けられないから、販売をやめないでほしい 」
と店員さんにお願いしたところ、
『 ORGANのレザー針じゃだめですか? 』 
と、やはりヤンワリと勧められた。
「 これ11番・14番・16番のミックスでしょ?16番オンリーがあればいいけど 」
と言ったとたん何かツボに触れたらしい・・・
『 そうなんですよ! 私も単品で出してってメーカーに言ってるんですよ 』
「 大体、革縫うのに11番使う事ないかも 」
『 そうそう、そうなんですよ! 11番で縫える革なら太めの普通針だって平気なくらいですよ 』
「 結局16番、14番の順に使ったら11番を残してまた買う、なんか無駄よね 」

かなりの本音を聞けて、やっぱりね! と少しスッキリしました。

関連記事− 効率的な型紙を目指す レザーにスパンコール
posted by AKA at 08:07 | Comment(0) | 布のアトリエから