2007年09月10日

優柔不断症候群 U

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色をコントロールする能力ってかなり個人差があると思います。
常に色と関わって仕事をしてるのに時々判断が着かない事があって、悩みに突入してしまう事もあります。

違う素材の色と色を微妙に合わせたりするのはまったく問題ないのですが、私のリクエストでHさんに色の希望を伝える場合があると、染料を前にして
「この色で!」
と断言できず何度もプリントさせて、ウンザリ顔をされる・・・。
美大の頃からすでに白紙に色をのせるのに躊躇する傾向がありましたが、素材の色合わせだと水を得た魚の様に決まっていくから不思議です。

生地担当のHさんはというと、「 40色を全部一画面に着色しろ 」 と言われても、多分普通に塗り終わるようなヒトです。
時々着彩する様子を見ていて 「 ピンクの隣に緑を合わせたちゃったよ 」 とかびっくりしますが、ちゃんと仕上がっていくのだからすごい決断力だ。
多分、色の見える範囲が普通じゃないんでしょう。
posted by AKA at 21:20 | テキスタイル-絵のような布

2007年09月12日

黄色い夏だけのリンゴ

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暑い盛りにしか食べられないリンゴがあります。
マスカットのような味がする不思議な味のリンゴです。

『 いわい 』 という極早生種の青りんご、出回ったとしても9月の初旬頃までで、お盆前の青いのより、熟してきて黄色くなってからのが美味しいと思いますが、硬くてガリッとした林檎がお好きな方には、硬くても甘味の強い晩秋の林檎のほうが断然いいと感じるでしょうね。
甘味よりも香りが勝っている種類なので、林檎っぽいりんごを欲してると
「なんか違う・・・」
と釈然としない感想を持つかもしれない。

暑い時期に実が生るので、すぐ完熟してしまって貯蔵がきかないから1ヶ月くらいの限定品です。
しかし 『 祝 』 ってネーミングはどういう意図だろう?
そんなにメデタイことも起こらない時期、暑い最中に場違いな感じさえする。
posted by AKA at 12:40 | 色々な時間

2007年09月13日

言葉を想像して図案を作る

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ユーゴにあるコモビ山とか、何かピシッっとインスパイアされるキーワードが目に飛び込んでくると、『 コモビ山 』という言葉が頭に貼られて半ば勝手に
「 コモビ山にはどんな木が生えているのか? 」
と景色を作り出し、頭の中でスケッチを描きはじめて、最終的には図案になってく・・・。

H氏の作業を傍で見ていると、時に不思議な事をしているようでもあり、楽しそうでもあり、格闘しているようでもある。
「これがコモビ山の森だ」
と描いた絵には勢いがあって面白いと思う。

それを見た私の 「 こんなの作りたいなぁ 」 という三次元的現実視点が参入するとH氏の苦悶の始まりなのだ。

「 この木の位置が邪魔 」
「 このかわいい花の部分がダーツで隠れそうだから動かして 」
「 高さはこのくらいでレピートさせられない? 」 etc・・・

私はきっと夢見る心に氷の塊を落とすような事をしてるんでしょうね。
posted by AKA at 18:19 | テキスタイル-絵のような布

2007年09月14日

秋冬はやっぱりベルベット

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縞模様の雑木林、花が咲く木、葉の茂る木・・・
前記事のコモビ山をイメージした森の図案は無事完成して、10月の展覧会にはバックになっていることでしょう。

秋を意識した思いっきりシックな色合いになっています。
いつもより写真が白っぽく光って見えるのは生地がベルベットだから表面に起毛がある為です。

ベルベットのプリントテキスタイルはちょっと珍しいと思いますので、何に利用していこうか・・・
秋冬限定で楽しめる素材なので、毛皮と合わせるのもよいかもしれないなぁ、とかベルベットを撫で回しながら思案しています。
ベロア系は大好きな素材ですけれどハッキリ言って縫いずらいんですよねぇ。
私は下送りだけでなく押さえ部分に上送りの部品を付けて、上下でガッチリ同時送りしていますが、多分家庭用のミシンでは付けられないかもしれない・・。
シッカリしつけする以外のコツに気づいたらまた報告します。
posted by AKA at 14:50 | テキスタイル-絵のような布

2007年09月15日

お地蔵様!なぜ化粧を?

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ピンクの頬紅とピンクの口紅。
山に静かに佇むお地蔵様にどうしてそんな強烈な自己アピールが必要なの?

このお地蔵様のお姿には、かなりのインパクトを受けました。
今までコスチュームに凝ってる( キティーちゃん涎掛けとかイチゴ模様とか ) お地蔵様は見かけた事がありますが、メイクアップっていうのは・・・。

近くを誰か通れば聞いてみたかったのですが、生憎夕方の為ひっそりとしていたので詳細は不明です。
高野山にいらっしゃいましたが真言宗になにか関わりがあるのでしょうか?

そうそう高野山の奥の院へ続く、檀家のお墓がずらーっと並ぶ場所は必見です。
例えば

『蟻さん、安らかにお眠り下さい。 ○○シロアリ駆除会社』

のような他では絶対お目にかかれないような墓石 ( しかもかなり凝ってる ) とかが色々あって、楽しむのは不謹慎と解りつつも墓石めぐりの衝動にかられます。
posted by AKA at 09:38 | 色々な時間

2007年09月18日

バックのパーツ

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バック用にオリジナルで作ってるクネッと外にカーブする木製のハンドル部分、染めたり磨いたり結構普段と違う作業が発生して、少ーし悩みのタネです。

木には独特の柔らかい質感があって、温もりを感じるモノ同士お互い邪魔せず、布と相性がとっても良いように感じるので、できればこれからも組合わせたいと思う一方で、美しいと感じるようにするにはそれなりに手間を惜めない・・・。

着色を人任せに出来れば楽でしょうけれど、一つ一つ染め布に合わせて微妙に色を作るのが、完全オリジナルの証みたいなものですから頑張らなくっちゃ!

posted by AKA at 19:49 | 布のアトリエから