2007年09月02日

渦巻と輪になる花

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梅鉢のような模様が花型の中に渦巻きと一緒に描かれた図案を、かなり渋い路線の色合いで水彩画のように染めたテキスタイルプリントです。

全体のトーンが落ち着いているので、スパンコールは真っ白と不透明を使い、ちょっとビンテージっぽい色合いになるよう刺繍をしました。

古典柄だったら多分、渦巻きには花じゃなくてトンボとか魚、例えば鯉とかの柄のほうが一般的なんでしょうけれど、もともと涼をとるニュアンスで作画をしたわけではなかったので、少々和のテイストを感じさせる変わった花柄の模様という感じで見て下さいマセ。

2007年09月03日

草履のお誂え

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以前から注文したいと思っていた草履のイメージにピッタリの小花柄の小紋があったので、今までは縁遠かった淡くて可愛いピンク系の鼻緒を合わせようと、イメージを伝えてオーダーしたのですが・・。

この生地の柄は右から左へ花模様が細かくなる花のグラデーション。
私の注文は 「 細かい花柄を草履の表面に 」 でしたが、職人さんから電話で 『 細かい花が側面じゃないと左右の模様の差が出る 』 との事でそこは妥協。
着物反物の巾は模様の出し方に制約があるのでお誂えの際は要注意ですね。

一ヶ月半経って取りに行くとまだ台しか出来ていない? なぜそんなに・・・

私の注文したシェルピンクと藤色のコンビの鼻緒の生地が欠品で作れてない、いつ織り上がるかも不明とのこと。
いつも鼻緒は好きな生地を持ち込んで誂えてもらっていたのに、ビロードでいいからと気を抜いたのが悪かったのです。

台は表の面が小さいお花のストライプみたいでいい感じですが、鼻緒は結局お得意のグリーン系になってしまい、着物の色あわせはしやすいですけれど、乙女全開! なピンクだったらどんなお草履になったのか、ちょっと心残り。

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posted by AKA at 09:00 | Comment(2) | 和装小物について

2007年09月05日

花模様の鳥

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草原の花々と戯れた後で山に帰っていく鳥。
そんな物語はどうでしょうか?

お花の模様を一杯付けて飛び立つ鳥は、水彩画のように筆で着色染めしたテキスタイルプリントで、スクリーンプリントの山の風景の上にアップリケして、お花が目立つように刺繍を加えています。
ピンクとかティファニーブルーで優しい感じの色合いです。
とにかく自分的にピンクカラーブームが着てるのは間違いないのだけれど、ピンクの洋服とか着物とか、そういう大胆な部分で消化できないので作品に現れているのかもしれない。

山は山らしく、空は空らしく、花は花らしく・・・
不思議な部分は鳥の体が花模様になっていることくらいです。

2007年09月07日

整理整頓U

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先日アクセサリー作家の友人と
「一番アトリエとか収納スペースが狭くて済む制作ジャンルってなんだろう」
と、かなり想像の域を超えない当てずっぽうな話題で盛り上がったのですが、他の制作現場がどういう収納方法になっているのか? アトリエ見学ツアーでもあったら是非参加したいくらい興味津々です。

たかがミシン糸と思っていい加減に放り込んでいたら増える増える。
何色有っても万全とは言えず、布を染める度に1色、また1色と侵食してきて、なかなか使う糸の色が見つからない。
毎日使うものなんだから早くケースをどうにかすれば良かった・・・。
すごい量の普通地用60番糸、30番糸、手縫い用の20番糸がようやく高さがピッタリ合った入れ物に収められてスッキリしました。

写真の生地は水玉を6色ずらしながら捺染したテキスタイルプリントですが色とりどりなので何色の糸をあわせようかな。
posted by AKA at 12:16 | Comment(0) | 布のアトリエから

2007年09月09日

風景画を布の模様に

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パラッパラッと空から降ってくる星やら月やらが山に当たって跳ね返る・・
草原と遥か彼方の山並みと夜空を描いたテキスタイルプリントです。

この夜空部分は大きなスクリーンの上の方で、その下には畑のような草原が、小川や塚を超えながら続いている風景画の布図案です。

風景画ってあまり布模様になっていない題材ですよね。
なにか問題でもあるんだろうか?
風景柄を好む民族とそうでない民族とがあるとか?

多分レピートで模様を繰り返すのには不向きだし、天地が明確な生地だと裁断に無駄が出るとか製品デザインしにくいとか、そんな生産者側の都合もあるのかもしれません。
そういう視点で見るとアロハはすごく風景図案が多いですよね。
しかも油絵風な濃厚タッチ、椰子の木にサンセットみたいに具体的情景とか、すばらしく美しい自然に囲まれているとそういう趣向になるのでしょうか。
posted by AKA at 09:47 | テキスタイル-絵のような布

2007年09月10日

優柔不断症候群

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食事などメニューの選択肢が多いと 「何が食べたいのだ自分?」 と散々悩む。
そして、「○○ちゃんは何をオーダーするんだろう?」
(できればカブらずに注文して、そっちのも少し貰いたい・・・)
のような厚かましい気持ちになるのですが、女性の場合思い当たりますよね。

食べ物に限らず、選ぶ物が多いほど検討に時間がかかるし失敗したくないから必死のカケヒキとなってしまうのです。
だから一番最良なのは 「 こちらは全種類入っております 」 というすばらしい商品です。

次はどんなかなぁ・・と違ったものを少しづつ試したり食べたり出来る方が、間違いない一品とずぅーと付き合うより充実の時を感じられる事もあります。
中には少々好みでない物や明らかな失敗が混ざっていたとしても、この場合気にならないのは売り手も買い手も平和に収まるアソート協定と言えるかも。

中学生になった時、【 お子様ランチは12歳までとさせていただきます 】 の表記を恨めしく見たのは言うまでもありません。
posted by AKA at 09:11 | 色々な時間