2007年08月13日

蒼の発色

070812.jpg


以前からアオ色は表現の難しい色だと感じていました。
「○○○のような感じの□□色」
のような説明をする場合にも、何に例えるのが適切かどうかを悩みます。

例えばアカ系なら「イチゴ」「レンガ」「血」「ワイン」など、大抵の人が同じ色を思い浮かべられる色言語があると思いますが、アオ系は空とか水とか状況や環境で変化するような曖昧な言葉か、花の種類のようにマニアックなものとかブルーシートなど限られた商品の説明になってしまう。

テキスタイルプリントの色決めをする時も、
「もっと深いアオにして」 「いや、濃いんじゃなくて渋い感じの」 「いやいや灰っぽいのじゃなくて茶が入ったような」 「こんな古典色じゃなくて・・・」
どんなに言葉の上に言葉を重ねても正確なイメージが伝わらない。

その上、我が国ではグリーンでさえアオと呼ぶ・・・。

2007年08月15日

秋草の夏着物

070815.jpg


絹紅梅はやはり軽くて楽ですが、紗や絽と同じく透けるので襦袢を着ますから、木綿や麻の浴衣並みの涼しさという訳にはいかないようです。
でも独特のシャリ感は体にまとわり付く感じがないのでサラサラとしていて、少し快適かもしれません。

夜の外出だったので8月らしい、萩やススキの正統派な秋草図案の着物で出かけました。
連日続く猛暑の為ほとんど着物は封印しています。

こんな気温で大丈夫か地球・・?と不安になるので、焼け石に水と分かりつつも朝・夕には家の周りに打ち水をしています。
多分みんなでやれば効果があるけどやってない・・・でも誰かやってなければ誰もやらないままだろうという事で、日々盥にすすぎ水などを貯めておいて、バシャバシャ撒いているので、とくに水道代がかかるってこともありません。
夕方やるのが効果アリと思うので、皆さんもどうでしょう?

2007年08月17日

手土産いろいろ

070817.jpg


「ハイ♪お土産」と家に遊びに来た友人から渡されたのはカラフルなリボン達。
オーガン系とか唐織のような凝った織刺繍のものなど、カワイイ素敵な物を色々頂きました。
その中で一際目をひいたのが、このフラワーモチーフのリボンでした。

霰模様のテキスタイルプリントと色がピッタリあっています。

熱加工でアウトラインをカットしてあるリボンですごく凝っていますね。
切り刻んでしまうのが勿体無いくらいで、ずっとこのお花の行列のままで取っておきたいくらいです。

いつもビーズやボタンなど、私のツボを心得たプレゼントをくれる友人に感謝!
posted by AKA at 08:46 | Comment(0) | 布のアトリエから

2007年08月19日

蜻蛉 花柄 植木鉢

070819.jpg


チャイナシルクノトンボガラ。
東洋的な感じがすごく好きな模様で、オリジナルのテキスタイルプリントと組み合わせて、パッチワークにして使っているのですが、プリント柄の植木鉢もオモトとか春ランを植えそうな雰囲気のデザインなので、模様やテイストが東洋的でしっくりきているような気がします。

私は春ランなど渋好みで大人な世界の植物は、まだ手を出していないですが、とにかく鉢が美しくて、脚なんか付いてて 「いいなぁ」 って羨望の眼差しで見ているジャンルです。

白い顎ひげとか生やしたおじいさんとかが緑茶のみながら自慢しあうような
年季が必要な世界の臭いがします。
私はまだまだパッチワークで色遊びを楽しんでいるのがお似合いです。

2007年08月20日

葡萄色の花

070820.jpg


季節ごとの色を求める気持ちは、頭のどの辺りにインプットされてるんでしょう。

普段、好みとは無関係に季節と同化するように色を選択しているものですが、布に関する制作の場合、先の季節のものを作っている状況になってしまうので、常に今の季節に浸っていられないという現状に少し慣れてきました。

染色や配色も今は秋チャンネルに設定されています。
少しダークで茶色がかったトーンのものとか、こっくりしたものが中心ですが、グレープ配色も秋らしい色あわせの定番ですね。
ブルー系の中に赤系等の色を混ぜて使うと、途端に夏→秋に変化します。

昨日はウサギの毛皮をカットしたりして、AKA+Hのアトリエではそろそろ秋→冬に移行しつつあります。

posted by AKA at 08:39 | Comment(2) | テキスタイル小物

2007年08月22日

二度目は唯の欲張り

070822.jpg


一回でいいものをもう一回、もう一回と繰り返すと感動が薄まってしまう・・・
二度目は一度目よりどうしても見劣りがする。
そんな気持ちの変化を如実に再現して見せたのは、我家の薔薇でした。

バラは大きく分けて一季咲きと四季咲きがありますが、一回しか咲かない花は大輪で見事な花を付けるので、魅力的な容姿の品種も多いですね。
でも苦労して育てても花を見れるのは良くて数週間程度、ついつい欲張って「何度も咲くほうが楽しい」と、イギリスの見事なガーデニングの写真につられて四季咲き種ばかり植えましたが、それはあくまで乾燥・冷涼な欧州のお話。
高温多湿の日本のせいでしょう、植えてから10年あまりの間一度も返り咲きをしたことがなかったのです。

今年長梅雨で涼しい生育期間が長く、二回目の蕾を育てることが出来ましたが、やっと咲いたら5月に咲く時の2/3の大きさ、1/2の花びら数・・・
そして灼熱地獄攻撃を受け2日で生きながらにドライフラワー化。

もう一度薔薇を選べる機会がきたら、絶対超大輪・超芳香の一季咲きにします。

posted by AKA at 09:06 | Comment(0) | 植物の色