2017年10月11日

チェックonチェックの着物 秋色とインディゴ

着物でも洋服でも、チェック同士の組み合わせは苦手。
昨日 " きものものの " の為に制作したバッグが暖色+インディゴカラーだったので、同じような色の組み合わせにしてみたくて、選んだらチェック着物とチェック帯になりました。


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着物の場合、明らかにパターンの違う格子ならいける?
洋服だったら全身チェックはあり得ない組み合わせに思えるけど。
柄モノに柄モノを合わせて全身柄モノというのは当然、という着物ならではの組み合わせですね。


大胆な模様に張替えた和室の襖の前で写真を撮ったら、徹底的に柄モノの世界という画像になってる・・・。


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大きな柄のバッグは、着物の模様との相性などという悩みを吹き飛ばして、自由なコーディネートで持ってほしいです。
和のカラー独特の、どこか柔らかで奥ゆかしい雰囲気を表現してみました。
posted by AKA at 17:04 | 着物コーディネート 紬

2017年10月05日

久しぶりの花模様

全て筆で着彩する模様。
手間はかかるのだけど、" 一つしか存在しません " という雰囲気はバッチリ表現できる模様です。


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この模様のシリーズは版が無いので補充出来ず、既に制作してある布を小出しにしてバッグを作っているのですが、残り少なくなってきたので、あと何個くらい作れるかな?


大好きなシリーズでしたが、色合わせなどに時間が多くかかったり、刺繍をしたり、悩ましい事も多かった。
自分が綺麗だと思うものをストレートに表現できる模様なので、たっぷり制作時間をかけてしまう。
この模様と共に自分が成長している気さえしていました。
もう作れなくなるのかなぁと思うと、少し感慨深いです。
posted by AKA at 18:43 | テキスタイル-絵のような布

2017年09月29日

パラソルの下で針仕事

のんびりとベランダガーデンで作品制作、な〜んて言葉にすると、如何にも優雅なひと時の様です。
でも、実際そんな呑気な感じでは無いので残念。


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乱視がどんどん悪くなって、マットレザーならまだしも、シュリンクレザーのようにシワがある革だと、手縫いの為に開けた縫い目の穴が見えないっ!💦
昼間の室内でも凝視デス。

右手首も治っておらず、どんな向きでも縫える状態では無いので悪戦苦闘の末、
『 あ、直射日光ならはっきり見えるんじゃない? 』
と思いたって、屋上に移動しました。


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本日は快晴☀

すっごく良く縫い穴が見える。
快適度300%アップ、な感じ。

南向きの窓辺のデスクより断然明るい、流石ですね太陽光。
繊細な作業は、無風の屋外でするべし!


これから心地よい季節になるので、冷たいお茶でも用意して、じっくり外で制作してみよう。
今日は脚の表面がメチャメチャ熱くなったから、まだまだ紫外線は油断できないけど、色んな意味で快適で病みつきになりそうです。

posted by AKA at 19:12 | 布のアトリエから

2017年09月22日

着物まわりの展示会

来月開催の着物関係のイベント " きものものの−その弐 " に参加させて頂きます。
とっても素敵な帯や小物を制作している作家の方々とご一緒させて頂くので、今から楽しみです。


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きものものの その弍

開催期間:2017年10月20日(金)〜22日(日)
OPEN:金曜日・土曜日 13:00〜20:00
     日曜日 12:00〜17:30

会場:神楽坂フラスコ

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ワークショップやカフェの企画もあります。
詳しくはハラマキandのサイトも合わせてご欄下さい。
posted by AKA at 11:18 | お知らせ

2017年09月17日

雲上の散歩道

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朝、山小屋を出ると霜が降りていた。
まだ夏の終盤という気分だったけれど、季節が変わった事をこんな光景で知らされます。


夜は寒くって中々寝つけず、相部屋の人達を起こさないように真っ暗闇の中で予備の布団を漁ったけど、目が覚めると湿気った敷布団を掛けて眠ってました。


確かにもう夏は終わるけど、その前に雲上散歩をして今年の夏山を締めくくろう。


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散歩道の始まり。
高曇りでガス無し、紫外線バテの心配無しの絶好の稜線歩きのコンディションです。


前日までは雨と曇天だったので、尚更今日に感謝!


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右手が故障してるので、岩岩ゾーンをバランスとって稜線まで登ってくるのは疲れたけど、今からの時間を楽しんで、また帰りにあの道を下る事は一旦忘れよう。



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本当に私は歩くのが好きなんだと思う。
気持ちの良い場所ならずっと歩いていたい。

天辺をサッとナイフで削ったように続く道は、人が何かを付け加えなければ地球は最高に美しいって事を証明しているかのようです。


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いつまでも歩きつづけたいけれど、日常に戻る時は直ぐにやってきてしまうので悲しい。

何度も景色を焼き付けつつも、心は紅葉の季節へと向かっているのでした。


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実際、夏山ならば選ばないメニューの焼餅が本当に美味しかった。
手をかざしながらお餅が焼けるのを待ってる自分に、寒さを楽しむ日本人としての哀愁を感じちゃいました。


下山中、岩ゴロゴロゾーンを抜けて一息つき、のんびり歩き出した途端、


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キツネ現る!

数メートル先で私と睨み合いになった時、ホンドキツネは警戒心が強いときいてたのでパッと逃げるかと思いきや、どんどんこちらに向かって近づいてきました。
ほとんど足元まで接近したので、かがんで写真を撮ろうと身を沈めようとした瞬間、サッと茂みに飛びのいた。
野生のキツネとの接近は初めてで、生き物と出会うと嬉しいですね。
熊と猪以外ならいつでも大歓迎です。
posted by AKA at 12:30 | 植物の色

2017年09月12日

ビエンナーレ2017

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一昨日から中之条ビエンナーレがスタートしました。

素敵な鹿の絵のパスポートは、一か月の開催期間内有効で1000円 ( 安い! )
半分くらいの施設のスタンプを集めると、無料で四万温泉に入れちゃう ( 太っ腹! )
という、直ぐに元が取れてしまいそうな芸術祭です。


数週間前から右手の腱を痛めてて、着物だと手首が見えにくいので固定中・・・。
この日は作業から開放されたので少し良くなってくれるといいのだけど。

まずはメインの中之条付近から見て回ります。


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ガラスビーズかと思ったら全てボタンだった。


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言葉が溢れる教室は、まるで写真の上から文字を書いたかのよう。。


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無機質な教室と作品が合ってるネ。


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ノスタルジックな木造校舎っていいなぁ。
建物に居るだけでもウキウキした気分になります。


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農家や酒蔵や商店など、作品と空間の相性もこういう企画の見どころですよね。


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暗闇に光る仏像は多分溶けてポタポタしてるので、飴で出来ているのだと思う。
時間の経過で変化する様も面白い。


新潟の芸術祭の時は範囲が広すぎて、食事の場所とタイミングに苦労したけれど、中之条はそういう心配はナシ。
一日中見て回る時は、食事も結構重要なポイントですよね。


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マックは去年閉店しちゃってファーストフードはないのだけど、田舎らしさを味わえるお店もあって、ジャンルを問わなければまぁまぁ食べる所はあります。
群馬ですから、中之条から草津までは沢山の温泉場があって、温泉宿に泊まるも良し、立ち寄り湯で気軽に疲れを癒して帰るのにも便利です。


ビエンナーレは全部回るとなると3日くらいは必要かも。
また作業の合間に見にこれたら、次は四万温泉のエリアに行ってみたいです。
posted by AKA at 00:05 | 着物いろいろ話

2017年08月26日

高山植物とライチョウ

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山を歩く日を前もって決めてしまった時はいつでも " 出来れば晴れにして下さい! " と都合のいい時ばかり必死に神頼みしてしまう。
しかし天気は個々の努力も願掛けもまるで効力は無く、この日もガスで視界不良のスタートでした。


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花が多い山なら眺望の悪さはあまり気にならない。
しっとりとした空気は生き物にとってはカンカン照りの日より心地良さそう。
花も昆虫も活き活きして、歩く人間にとっても体は楽。
それに、山の天気は登ってみなければ分からない。


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案の定、雲の高さを通過したら大分視界も良くなってきました。


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森林限界を超えると高山植物が咲き誇ってて、ロックガーデンのようです。


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稜線に出ると高山植物の女王コマクサ登場。
えっ!まだ咲いてたの!
初夏の花っていうイメージなので少々驚きました。
多分低温の日が続いたので今までもったのでしょうか? うれしいご褒美です。


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山並みは相変わらず視界が切れたり隠れたりの繰り返し。

登りながら友達には
「 こんな日はライチョウの遭遇率が高いよ 」
などと、自らハードルを上げてしまったのですが


出たーーーー!
( いたーー!と言うべきだけど、気持ちとしてはこんな言葉になっちゃう )


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超カワイイ💛

お母さんと六羽の子供たち出現。
天敵に襲われにくくなる為か、曇ってる時程遭遇率は高くなります。
少なくとも過去に私が遭遇した時は、雲が多い日。
目の前にいても、あっちこちチョコチョコ動くので、7羽をワンフレームには収められませんでした。


何せ雷鳥というのは全く人を怖れませんので、写真を撮るのはさほど難しくありません。
人に近寄ってくるという慣れた様子は無いですが、意に介してないというのは確か。
通りたいところに人間が居ても気にせず横切ったり、砂浴びをしたり、野生の生き物と思えないほどマイペース。


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私達が雛の傍で撮影していても、親鳥は崖の向こうを熱心に警戒中です。
人間は敵ではないし、人間の傍はむしろ安全だと理解しているご様子。

そんな呑気だから絶滅危惧種になってしまうのでしょうか?
大抵もっと小さいヒヨコくらいの時に数が減ってしまうようですが、今回の親鳥は6羽も大きく育てていて子沢山。
人間の往来があるルート上での子育ての成果かもしれません。
頑張って成長してほしいです。


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高度が上がると薄曇りになったけど、結局最後までスキッとした青空は見れませんでした。


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下に降りていくほど晩夏〜初秋の花畑に変化していきます。
自然がそのまま花束のようです。


夏の花も秋の花も楽しめた今回の山歩きは、素敵な光景をインプットして心が充実しました。

街に戻ったら、美しい色の作品作りを目指してアウトプットしていきましょう。
posted by AKA at 18:13 | 植物の色